侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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336: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:27:59.86 ID:9NVhM0zb0

かすみ「ま、またギラティナと戦い始めた……。さっきのはなんだったの……?」

ルビィ「グラードンが攻撃したから怒ったとか……?」

理亞「なら、なんでオニゴーリやジュカイン、ムシャーナには反応しないの?」

ルビィ「わ、わかんないけど……」

彼方「……そっか、エネルギーだ」


かすみんたちの疑問に彼方先輩が独り言を言うように答える。


かすみ「エネルギー……?」

彼方「アクジキングは常にエネルギーを摂取するために、ありとあらゆるものを食べてるけど……より大きなエネルギーを得ようとしたら、エネルギーを多く持ってるものを狙うはずでしょ?」

理亞「……そうか、ギラティナやグラードンみたいな伝説のポケモンは、他のポケモンに比べてエネルギーの量が多いから……!」

かすみ「もしかして……ギラティナとグラードン以外は狙われないってことですか……?」


考えてみれば、アクジキングから攻撃を受けているのはギラティナとグラードンだけです。

もちろん、近付いてたら食べられちゃうかもしれませんが……。


理亞「誰に優先して攻撃するのかがわかれば、やりようはある……! クロバット!」
 「──クロバッ!!」

ルビィ「理亞ちゃん、どうする気!?」

理亞「私がギラティナに飛んでくる攻撃を捌いてサポートする……! マーイーカはここに残って!」
 「マーイーカ」


理亞先輩は鞠莉先輩から貰ったヘッドセットのスイッチを入れながら、そう言う。


かすみ「ま、マーイーカ無しじゃめちゃくちゃな空間でギラティナをサポートすることになっちゃいますよ!?」

理亞「私はマーイーカ無しで、ここで戦闘した経験がある。どうにかする。その間に何か大きな一撃を叩きこむ方法を考えて。あと、天気は一旦“ゆき”で書き換えさせてもらうから」
 「ゴォォォーーリッ!!!」


そう言いながら、オニゴーリの使った“ゆきげしき”で天候が“ゆき”に変化する。


ルビィ「理亞ちゃん……。わかった! お願い!」

彼方「理亞ちゃん、気を付けてね……!」

理亞「うん。行くよ、クロバット! オニゴーリも付いてきて!」
 「──クロバッ!!!!」「ゴォォォーーリッ!!!!!」


理亞先輩がクロバットで飛び出すと同時に、オニゴーリも冷気を使って、巨大な足を作り出し、それを使って歩き出した。





    ⛄    ⛄    ⛄





クロバットで飛行を始めると──すぐにマーイーカの“ひっくりかえす”圏外に出たのか、重力がおかしくなる。


理亞「クロバット、落ち着いて対処。ここは重力が右斜め45度になってる」
 「クロバッ!!!」


体感を信じながら、逐一クロバットに指示を出し、


 「ギシャラァァァッ!!!!」

 「ドカグィィィィ!!!!」



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