329: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:22:11.08 ID:9NVhM0zb0
かすみ「き、消えた!?」
理亞「ルビィ……! これ、“シャドーダイブ”……!」
ルビィ「うん、わかってる……!」
彼方「みんな! どこから、攻撃してくるかわからないから気を付けて!」
彼方先輩の指示で、全員周囲に気を配る。
かすみ「でも、気を付けてって言っても、影に潜られたらどうしようもないですよぉ〜……!?」
かすみんがそう言った直後、
「──ギシャラアァァァァァ!!!!!!」
何もない空間から突然飛び出してきたギラティナが、グラードンの背後から襲い掛かる。
「グラルゥッ…!!!!?」
ルビィ「グラードン!?」
亜空間から飛び出し、猛烈なスピードでタックルされたグラードンは体勢を崩す。そしてうつ伏せに倒れたグラードンに向かって──影で出来た大きな爪を振りかざす。
かすみ「“ソーラーブレード”!!」
「カインッ!!!!」
それを邪魔するように、ジュカインが横薙ぎに振るう特大の“ソーラーブレード”でギラティナを攻撃する。
「ギシャラァァァァ!!!!!」
ギラティナは、それを影で出来た爪──“シャドークロー”で受け止めますが、
「グラルゥゥッ!!!!」
グラードンがその隙に背後に向かって、大きく腕を振るいながら立ち上がる。
「ギシャラァァァッ!!!!」
ギラティナは、グラードンが振るう腕をすんでのところで飛び立つようにして回避する。
もうすっかり“じゅうりょく”の効果も切れて、空に逃げようとするギラティナ。
かすみ「逃がしません……!! “ソーラーブレード”!!」
「カインッ!!!!」
今度は縦薙ぎの“ソーラーブレード”がギラティナの頭上に振り下ろされる。
「ギシャラァァァァァ…!!!!!」
今度は直撃……! 脳天に攻撃を食らい、そのままギラティナが一瞬よろけ──そこに向かって、
ルビィ「グラードン!! “うちおとす”!!」
「グラルゥゥッ!!!!」
グラードンの足元から──まるで意思を持ったかのように、大岩が飛び出し、ギラティナの真っ黒な翼に直撃する。
「ギシャラァァァァッ…!!!!」
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