316: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:06:37.53 ID:9NVhM0zb0
鞠莉「理亞。やぶれた世界が危険な場所なのはわかっているでしょう? ここにいる全員で力を合わせるの。そのためにもしっかり確認をしてから臨むべきよ」
ルビィ「理亞ちゃん。こうして、穴は見つけられたわけだから……焦らずに行こう?」
ルビ子がそう言うと、
理亞「……わかった」
理亞先輩は了承する。……やっぱり理亞先輩、ルビ子にはちょっと弱いみたいですね……?
鞠莉「まず目的」
彼方「ピンクダイヤモンドを見つけること〜」
鞠莉「そうね。ただ、そのためには前提条件がある」
かすみ「えっと……確か、やぶれた世界を操ってるポケモン……? に協力してもらわないといけないんですよね?」
鞠莉「自力で探すって方法もあるんだけど……ちょっと運頼りになっちゃうのよね」
理亞「だから、捕獲を視野に入れて動く」
そんな風に言う理亞先輩。
ルビィ「……」
でも、ルビ子は少し浮かない顔をする。
理亞「ルビィ……? どうかしたの……?」
ルビィ「……ギラティナさんは自分の世界にいるだけなのに……捕まえちゃってもいいのかなって思って……。あ……も、もちろん反対してるわけじゃないんだけど……!」
理亞「……今回は協力をしてもらうだけ。終わったら、やぶれた世界に還してあげればいい」
ルビィ「……うん。そうだよね……ごめんね、変なこと言って……」
理亞「うぅん……ルビィらしいと思う」
鞠莉「……確かにギラティナからしたら迷惑な話かもしれないけど……。このまま何もせずに、果林たちにこの世界を滅ぼされるようなことになったら、ギラティナも困るはずよ」
ルビィ「うん……そうだよね」
ルビ子はやっぱり少し浮かない顔……。でも、確かにこのまま放っておいたら、リナ子の記憶を元に戻せないし、果林先輩たちのこともわかりません。
かすみんは……指を咥えたまま、やりたい放題されるなんてまっぴらです。
何より、しず子を助けに行かなくちゃいけないんだから……!
かすみ「えっと……それじゃ、まずそのギラティナを捕まえて、その後ピンクダイヤモンドの場所に案内してもらうってことでいいんですよね?」
鞠莉「ええ。でも、マナフィがいないとピンクダイヤモンドにあると予想されてるリナの魂を移動できないから……確認出来たら帰ってくる。それが今回のミッションよ」
かすみ「おっけ〜です! かすみん、完璧に把握出来ましたよ!」
とりあえず、ギラティナってポケモンを捕まえて、道案内してもらう。思ったより単純なミッションですね!
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