306: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:52:22.34 ID:PfMOWZim0
侑「い、今の“マジカルシャイン”……っ」
リナ『ゆ、侑さん大丈夫……!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「ちょっと、だいじょばないかも……」
不意を打たれて、まともに“マジカルシャイン”を見てしまったせいで、目がちかちかする。
私が視界不良の中、
リナ『侑さん、前!?』 || ? ᆷ ! ||
リナちゃんの声がしたと思ったら、
「パルトォッ!!!?」
ドラパルトの悲鳴のような鳴き声と共に浮遊感に襲われる。
侑「……っ」
霞む目で、ドラパルトを確認すると──ドラパルトの体が半分ぐらい凍り付き、落下を始めていた。
侑「“れいとうビーム”……!」
何をされたかを理解すると同時に──バシャンッ!! と音を立てながら、ドラパルトが床に落下する。
落下の衝撃で、私もドラパルトの上から放り出されて、バシャッという音と共に床に落ちる。
水の張った床の上だから、そこまで痛くはなかったものの──今の私はほとんど目が見えない。
「フィオ〜!!」
目の前で敵のフィオネの鳴き声が聞こえる。
リナ『侑さん!! また、“れいとうビーム”が来る!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「……っ……!」
リナちゃんの悲鳴のような声を聞いて、私は……フィオネの声がした方に向かって──イーブイをぶん投げた。
「フィーーー!!!!」
侑「イーブイ!! “めらめらバーン”!!」
「ブイィィィィ!!!!!」
イーブイは空中で全身に炎を纏って──“れいとうビーム”の中を突き進む。
「フィッ!!?」
「ブイッ!!!」
「フィーーーッ!!!?」
鳴き声でフィオネに“めらめらバーン”が直撃したことを確認し、
侑「“こちこちフロスト”!!」
「イッブィッ!!!」
「フィォッ──」
フィオネを真っ黒い氷の塊の中に閉じ込めた。
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