304: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:50:40.54 ID:PfMOWZim0
「……マーーナフィーーッ!!!」
侑「わぷっ!?」
「ブイッ!!?」
私の顔に向かって“みずでっぽう”が飛んできて、尻餅をつく。
リナ『侑さん、大丈夫!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「う、うん……びっくりしただけ……」
私が立ち上がろうとすると──
「フィ〜」
マナフィがその隙に奥へと逃げていく。
侑「!? ま、待って……!!」
マナフィを追いかけようとした瞬間──私の目の前に“うずしお”が3つ発生し、竜巻のように水を巻き上げる。
侑「な……!?」
そして、その渦の中から──
「フィオ〜」「フィオ〜」「フィオ〜」
3匹のフィオネが飛び出してきた。
そして、同時に、
「フィオーー」「フィオーー」「フィオーー」
“バブルこうせん”を発射してきた。
侑「うわぁ!?」
「フィーーーオーーー」
驚く私の前にフィオネが躍り出て──“ハイドロポンプ”で、相手の攻撃を相殺する。
侑「あ、ありがとう……フィオネ……!」
「フィオ〜」
「フィオ〜」「フィオ〜」「フィオ〜」
3匹のフィオネが、マナフィの盾になるように立ちはだかる。
そして、その奥で、
「フィ〜」
マナフィがこちらを見つめていた。
まるで──私の実力を試しているかのように。
侑「……わかった。ここはポケモントレーナーらしく……バトルで実力を示すよ……!!」
「パルトッ!!!」
私は頭を下げたドラパルトの頭に掴まり、そのまま飛び上がる。
飛行して水面から離れると同時に、
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