301: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:47:18.94 ID:PfMOWZim0
「ハ、リィィ…」
岩壁にめり込んだハリーマンが気絶していた。
果南「うっし……お疲れ様、ラグラージ」
「…ラグ…ラグゥ…!!!」
果南「いやー、強かったね……“アクアハンマー”使ったの、千歌との戦い以来だよ……」
「ラグッ…」
この技は消耗が大きい分、一撃必殺級の大技だ。
いくら相手が強かろうが、硬かろうが関係なく、全てをパワーでねじ伏せる。私がラグラージと一緒に考えた最終兵器。
果南「ま……私のラグラージ相手にパワーで挑もうとしたのが運の尽きだったね」
そのとき、
「ラ、ラグ…」
果南「おとと……!?」
ラグラージがよろけて、乗っている私も落っこちそうになる。
果南「っと……“どく”受けてたんだった。お疲れ様、ゆっくり休んで」
「ラグ──」
ラグラージをボールに戻す。
それと、同時に少し離れてフィールド全体を照らしていたランターンが泳ぎ寄ってくる。
果南「さて、侑ちゃんを追いますかー」
「ターン」
ランターンに掴まって、奥へと進もうとしたそのとき──
「──今の爆発何!? 侑!? 果南!? 無事なの!?」
「──二人ともー!! 返事してー!!」
入り口側からそんな声が聞こえてきた。
果南「あ、やば……曜ちゃーん! 善子ちゃーん! こっちだよー!!」
“アクアハンマー”の衝撃を爆発と勘違いして大慌てする曜ちゃんと善子ちゃんに向かって、大きな声で応える。
一旦二人と合流するために、入り口側へと泳ぎ出すと──
「ヨハネだっつってんでしょーーーーー!!」
善子ちゃんの元気な返事が響いてくるのだった。
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