298: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:42:28.42 ID:PfMOWZim0
私はドラパルトを呼び寄せ、頭の上に登り──
侑「行くよ!!」
「パルトッ!!!!」
ドラパルトは猛スピードで奥へ向かって発進した。
「ハリィッ!!!!」
ハリーマンが私たちを狙って針を伸ばそうとするが、
果南「させないって言ってんでしょ!!」
「ラァグッ!!!!!」
「ハリッ!!!!!」
ラグラージが両拳を上から叩きつけ、激しい水しぶきを上げながら、ハリーマンを水中に沈める。
果南「侑ちゃん!! 頼んだよ!!」
侑「はい!!」
私は奥に向かって──突き進む。
「…ハリィィィィィ!!!!!!」
果南「まあ……さすがにこの程度じゃやられてくんないよね」
「ラグッ…!!!」
果南「相手にとって不足なし……!! やってやろうじゃん!!」
🎹 🎹 🎹
──ドラパルトの頭に乗って進んでいくと、大部屋の壁際にはいくつか先に続く横穴があった。
携行ライトを点けて照らしてみるけど……。
侑「やっぱり、フィオネじゃないとどこに行けばいいのかがわからない……」
「フィオ…」
“どく”で弱った、フィオネを見て、
侑「そうだ! フィオネ、“ブレイブチャージ”!」
「フィオォォォォ…!!!」
フィオネに“ブレイブチャージ”を指示する。
「フィオ〜」
すると、すっかり元気になってフィオネは再び水中へと飛び込んでいく。
“ブレイブチャージ”には状態異常を回復する効果がある。
それで“どく”を回復し、元気になったフィオネは──
「フィオ〜」
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