侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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293: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:38:46.96 ID:PfMOWZim0

曜『あの2匹はなんかすごい技使ってるから速いってこと!?』

善子『いや、タマンタは違う。体毛がないもの』

曜『じゃあ、素であんな速いとでも!?』

善子『たぶん、タマンタに関しては……速いのは泳ぐ速度じゃない』

曜『え?』

善子『タマンタはどんなポケモンか考えなさい。あんたも持ってるんだから』

曜『…………そうか、触角……!』


そう、タマンタは2本の触角で海水の微妙な動きをキャッチすることが出来るポケモン。

恐らくあのタマンタは──海水の微妙な揺らぎからこっちの動きを予測していて、まるで未来予知のような回避行動のせいで、実際の動きよりも速く感じているだけに過ぎないというわけだ。


善子『ただ、それは海水の揺らぎよりも速い攻撃には対応しきれない』

曜『……! だから、果南ちゃんのラグラージの攻撃は当たったんだ……!』

善子『答えがわかったら、あとはそっちでどうにかしてくれるかしら! 私はブイゼルを倒す秘策を思いついたから!!』

曜『了解であります……! タマンタ攻略の秘策は──タマンタだ!』
 「──タマァ〜!!」


曜はタマンタを繰り出し、


曜『“ちょうおんぱ”!!』
 「タマァァァァ〜〜〜〜」


“ちょうおんぱ”を前方に向かって発射する。

すると──


 「タ、タマァァ…!!!?」


相手のタマンタは急に軌道がおかしくなって、ふらふらしだす。

動きの鈍ったタマンタに──


曜『ラプラス!! “うたかたのアリア”!!』
 「キュゥ〜〜〜♪」


海中に心地の良い音色が響き渡ると──タマンタを包み込むようにみずエネルギーのバルーンが発生し、タマンタを閉じ込める。


 「タ、タマァ…!!!?」

曜『捕まえた……!! カメックス!! “はどうだん”!!』
 「ガァァーーーーメェェェーーー!!!!!」


動きを封じたタマンタに向かって、“メガランチャー”から“はどうだん”が発射され──


 「タマァァァ!!!!?」


バルーンごとタマンタを吹き飛ばした。


 「タ、タマアァァ…!!!!」


しかし、直撃を食らってなお、タマンタは態勢を立て直す。

……が、


 「タマ…!!!?」



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