290: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:33:39.91 ID:PfMOWZim0
そう言う曜さんとラプラスの周囲では、タマンタが高速で泳ぎまわっている。
そして、高速軌道をしながら──
「タマァァァァ!!!!」
“エアスラッシュ”を放ってきた。
曜『ラプラス!! “フリーズドライ”!!』
ラプラスが咄嗟に冷気で分厚い氷の壁を作り出すけど──氷の壁は豆腐でも切るかのようにスパっと切れて、そのまま斬撃がラプラスに直撃する。
「キュゥゥゥッ!!!!」
曜『く……っ……!』
侑『わぁぁ!?』
『ブ、ブィィィ…!!?』
ラプラスが斬撃でダメージを受け、激しく身を揺らす。
私は振り落とされないように、ラプラスの甲羅の突起にしがみつく。
曜『侑ちゃん、大丈夫……!?』
侑『な、なんとか……』
「タマァ…!!!!」
再び、“とっしん”の体勢を取るタマンタだが、
果南『“アームハンマー”!!』
「──ラァァグッ!!!!!」
「タマッ…!!!!?」
果南さんのラグラージが、目にも止まらぬスピードでタマンタの真横から、拳を叩きつける。
タマンタは拳の衝撃で吹っ飛ばされたが、
「タマァァァァ!!!!!」
すぐに水中で切り返して、ラグラージに向かって“とっしん”してくる。
果南『マジ!? 耐えるの!?』
ラグラージに高速で接近するタマンタ。
曜『カメックス!! “ハイドロポンプ”!!』
「──ガメェェェ!!!!!」
「タマッ…!!!」
それを曜さんが繰り出したカメックスが水砲で狙撃するも、タマンタは察知して、攻撃を回避する。
曜『果南ちゃん!! 侑ちゃんを連れて先に行って!!』
果南『……! わかった!! ラグラージ!!』
「ラグッ!!!!」
ラグラージが水中をジェットスキーのような速さで飛び出し、
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20