289: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:32:57.29 ID:PfMOWZim0
衝撃で発生した水流に流されそうになったところを、曜さんのラプラスにキャッチしてもらう。
侑『あ、ありがとうございます……』
『ブイィ…』
曜『善子ちゃん! 周りのこと考えてよ!』
善子『この仄暗き深淵のお陰で、我が眷属 † 紫闇の海月 † はいつも以上にパワーを発揮している……加減は出来そうにもないわ……ククク』
侑『しあんのかいげつ……?』
確かに、ヨハネ博士のブルンゲルは紫色してるけど……。
曜『あーもう……なんかスイッチ入っちゃってるし……!』
リナ『曜さん!! 後ろ!? もう1匹高速で近付いてきてる!?』 || ? ᆷ ! ||
曜『なっ!?』
「──ターーーマァァーーーッ!!!!!」
気付けば、曜さんの背後から接近した野生のタマンタが、“ハイドロポンプ”を放ってくる。
曜『ラプラス!! “サイコキネシス”!!』
「キュゥゥ!!!!」
放ってきた“ハイドロポンプ”を曜さんのラプラスが“サイコキネシス”で咄嗟に逸らすと、
善子『わぁぁぁっ!!?』
逸らした激流がヨハネ博士とブルンゲルの近くを駆け抜けていく。
曜『あ、ごめん』
善子『っぶないわねぇ!? ヨハネを見習って、一発で倒──』
「ゼルルルゥッ!!!!!」
「──ゲコガッ…!!!」
善子『……せてなかったみたいね』
気付けば、一瞬で肉薄してきたブイゼルの突進を、いつの間にか繰り出されたヨハネ博士のゲッコウガが水のクナイで受け止めていた。
そして次の瞬間、ゲッコウガの掻き消え──
善子『“かげうち”!!』
「ゲコガッ!!!!」
ブイゼルの背後から、斬り付けるゲッコウガの姿。
が、
「ゼルルッ!!!!」
ブイゼルはそのクナイを尻尾で受け止めていた。
善子『へぇ……!』
曜『善子ちゃん!! 感心してる場合じゃないよ!!』
善子『ヨハネよ!!』
曜『このポケモンたち、強いよ!!』
「キュウ…!!!」
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