276: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:22:21.24 ID:PfMOWZim0
確かに、鞠莉博士がこれを全部用意してくれたというのは驚きだ……。
果南「まあ、装備するのは沖に出てからだけどね。曜、沖までの移動はお願いしていい?」
曜「ヨーソロー! 任せて!」
曜さんはそう言いながら、海に向かって、砂浜を駆け出し──
曜「ホエルオー! 出番だよ!」
ダッシュの勢いを乗せてボールを海へと遠投する。
「──ボォォォォォ!!!!!!」
海に姿を現したのは、巨大なクジラポケモンのホエルオーだ。
侑「わぁぁぁぁ!! あの、もしかしてそのホエルオーって曜さんの本気の手持ちですか!?」
曜「うん、そうだよ!」
ジム戦のときのホエルオーよりも、さらに一回り大きい曜さんのホエルオー。
公式戦では、あまりに大きすぎることや、水中戦が出来ない場所では戦いづらいことから、曜さんが手持ちに入れていることは少ないポケモンだ。
インタビュー記事等で持っていることは知っていた程度だったけど……。
侑「話には聞いてたけど……すっごい迫力……!! ときめいてきちゃった!!」
「ブイ♪」
リナ『侑さんのそれ、久しぶりに見た』 || > ◡ < ||
曜「今から沖まではホエルオーで移動するから、みんな乗って乗って〜」
侑「しかも、そのホエルオーに乗れるなんて……感激……!」
善子「はいはい……感激したのはわかったから、さっさと乗るわよ」
ヨハネ博士に引き摺られながら、私たちはホエルオーの上へと移動する。
曜「よーし、全員乗ったね!」
侑「は、はい! ここまで運んでくれてありがと、ウォーグル。ボールに戻って休んでね」
「ウォーーー──」
ホエルオーに乗るために、使った飛行ポケモンたちをボールに戻して──
曜「それじゃ、出航だよ! 全速前進、ヨーソロー!」
私たちは大海原へと出発した。
🎹 🎹 🎹
善子「──んで、今回はどういうスケジュールになってるの?」
果南「とりあえず、沖まで出て、いい感じの場所に着いたら、侑ちゃんにフィオネを出してもらって、マナフィの場所に案内してもらう感じだよ」
侑「わ、わかりました……!」
「ブイ」
善子「いや……それだと、なんもわかんないんだけど……」
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