269: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/24(土) 11:52:56.85 ID:ITfcLIGe0
善子「2〜3日分くらいまでだったら、サルベージも出来なくはないんだけど……さすがに前過ぎるから……」
海未「こればかりはどうしようもないですね……」
鞠莉「……ねぇ、かすみ。その幽霊船って、しずくも一緒にいたのよね?」
かすみ「え? は、はい。そのときはしず子に助けてもらったから……」
鞠莉「……それなら、いけるかもしれないわ。ロトム」
「呼ばれて飛び出てロトー」
そう言いながらロトム図鑑が鞠莉さんのバッグから飛び出してくる。
かすみ「あ! ロトム!」
「かすみちゃん、久しぶりロトー」
鞠莉「15番水道で見たってことは、恐らくロトムは直近でしずくの図鑑に入ってる。そのときに画像データを見てないかしら?」
「もちろん、見てるロト。入ったときにストレージの確認をしたロト。すぐにでも再現できるロト」
鞠莉「Nice♪ さすがわたしのロトムだわ♪」
「照れるロト」
鞠莉さんは本当に嬉しそうにロトムを褒める。
ルビィ「ねぇ、善子ちゃん……鞠莉さんとロトムってあんな感じだったっけ……?」
善子「私も同じこと思ってたわ……」
果南「まあ、いろいろあったんだよ。いろいろ」
鞠莉「とりあえず、すぐにでも解析は始められると思う」
海未「それでは鞠莉には、この会議が終わり次第その解析をお願いします」
鞠莉「OK」
海未「では、改めて……配置決めをします。といっても、ほぼ決まっているようなものですが……」
海未さんはそう前置いて、配置決めの話を始める。
海未「まず『マナフィ捜索』班ですが、リーダーの果南、フィオネの所有者の侑、そして先ほども言っていたとおり果南からの推薦で曜に同行をお願いします」
果南「あいよー」
曜「ヨーソロー♪ 任せて!」
侑「お、お願いします!」
「イブィ」
海未「そして『やぶれた世界調査』班は、ルビィ、理亞、そしてかすみ。……リーダーに鞠莉……と言いたいところなのですが……」
鞠莉「マリーが付いていけるのは、やぶれた世界を見つけるところまでなのよね〜」
かすみ「え、そうなんですか……!?」
鞠莉「わたしは、やぶれた世界の穴を維持する役割があるの」
かすみ「穴の維持……?」
海未「やぶれた世界は非常に不安定で、いつ穴自体が塞がってしまうかもわからないんです。なので、外からポケモンの力によってこじ開け続けておく必要があるんです」
鞠莉「だから、マリーは外からディアルガとパルキアで穴を開け続けるってわけ♪」
理亞「……一人で大丈夫……? ディアルガとパルキアのコントロールは負荷が大きいって……」
鞠莉「ええ、わたしも伊達にディアルガとパルキアの研究をしてきたわけじゃない。調整も済ませて来たし、丸1日くらいなら、一人でどうにかしてみせるわ」
かすみ「あのあの〜……それじゃぁ、リーダーは理亞先輩かルビ子ってことですかぁ……?」
海未「それについてですが……」
彼方「リーダーは彼方ちゃんがやるよ〜」
彼方さんが手を上げる。
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