232: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 12:42:24.87 ID:gk2TE+8k0
なので、こうして寄ってきたドラメシヤは積極的に捕まえているというわけだ。
……全く抵抗しないし、ドラメシヤ側も捕まえて欲しいんだと思う。
今もすでにボールの中にいるドラパルトの両ツノの穴には、ドラメシヤが住んでいる状態だ。
……ドラメシヤが2匹住んでいたら、ドラパルトのボールの中には3匹のポケモンが同時に入っている気がするけど……。
ツノの穴の中に入ってさえいれば1匹として扱われて、そのまま3匹を1つのボールに入れられるらしい……。
侑「なんか……不思議なポケモンだよね」
リナ『まだまだ生態に謎が多いポケモンはたくさんいる。ドラパルトも戦いが終わったあとに、博士に見せてあげたら喜ぶかもしれないね』 || > ◡ < ||
侑「ふふ、そうかもね」
確かに、文化研究をしているヨハネ博士からしてみたら、自分から人間のもとに集まってくるドラメシヤたちの生態は興味深いだろうし、道具研究をしている鞠莉博士も、1つのボールで3匹入ってしまう不思議なポケモンに興味を示しそうだ。
全部のことが終わったら、見せに行こうかな。
侑「それにしても……こうして、リナちゃんの装着具を作ってもらえて助かったよ。これなら、移動中にもお話し出来るし、図鑑データも見られるから」
リナ『うん! もっと前から作ってもらっておけばよかったね!』 || > ◡ < ||
──私とかすみちゃんが修行から帰ってきたら、リナちゃんの背面に、私の腕にくっつける機能が実装されていた。
リナちゃんの意思で、腕輪のような装着具を展開して、私の腕に固定出来る。
鞠莉博士が図鑑をウルトラビースト対応にアップデートする際に、追加で改造を施してくれたらしい。
しかも、わざわざ私の腕に合わせて作ってくれたみたいで、フィット感が完璧──ちょっと振ったくらいじゃ、まったく動かないほどだ。
リナ『これなら、空の移動でも、激しいバトルでも、安心して侑さんと一緒にいられるね!』 || > ◡ < ||
侑「うん、そうだね♪」
今回のバトル──ヒナギクジム戦も前回に続いてフリーバトルだ。
激しい戦闘が予想されるから、こうしたリナちゃんのアップデートは本当にありがたい。
リナ『今回は、私も今まで以上に侑さんをサポート出来るように頑張るね!』 || > ◡ < ||
侑「うん! お願いね、リナちゃん!」
そして、そんな話をしていると、
侑「見えてきたね……!」
リナ『ヒナギクシティ♪』 ||,,> ◡ <,,||
「イブィ♪」
私は、最後のジムがある町──ヒナギクシティへ到着しようとしていた。
🎹 🎹 🎹
ヒナギクシティのポケモンジムの前に降りると──
理亞「……やっと来た」
理亞さんはすでにジムの前で待っていた。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20