侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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224: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/22(木) 15:16:28.97 ID:tTvUwYyF0

手の平から、“ヘドロウェーブ”が噴射され、ウルガモスを襲った。

ウルガモスは“サイコショック”と“ヘドロウェーブ”による立て続けの攻撃を受け──ヘドロまみれになって気絶する。

それと同時に──私の背後に現れる2匹の影。


 「リムオン…」「ダストダァーース!!!」

英玲奈「ブリムオンに……ダストダス……!? 1匹ならまだしも、バトルの最中に4匹同時進化だと……!? そんなの聞いたことがないぞ……!?」

かすみ「いえ──……5匹同時進化です……!!」
 「ゾロアーーーークッ!!!!!」

英玲奈「……!?」

かすみ「ゾロアーク!! “ナイトバースト”!!」
 「ゾロ、アーーーークッ!!!!」


ゾロアークが前に飛び出し──広がる暗黒の衝撃波がペンドラーを吹き飛ばす。


英玲奈「ペンドラー!?」


そして、それと同時に──


 「ブーーーンッ……」
 「ニ、ゴォーーーン……」


サニゴーンとメガスピアーが同時に落下してくる。


英玲奈「な……!? メガシンカポケモンが同士討ちにされただと……!?」

かすみ「サニゴーンの特性は“ほろびのボディ”です! 接触した相手と一緒に滅ばせてもらいました……!」


残るは──


 「グラ、ッシャァァァァ……!!!!」


バサギリのみ……!


 「グラッシャァァァァァッ!!!!!」


バサギリは、近くにいたゾロアークに向かって飛び出してくる、が、


 「ゾロアーーーーーク…」


ゾロアークが、バサギリの額に、コツンと拳を当てた瞬間──


 「グラッシャァッ!!!!!?」


バサギリの体がとてつもない勢いで、吹き飛んでいった。


英玲奈「な……なん……だと……」

かすみ「……“イカサマ”成功ですね」
 「ゾロアーーーークッ!!!!」


“イカサマ”は相手の攻撃力の分だけ、技の威力が上がる技。

バサギリのような、とんでもないパワーを持ったポケモンには効果てき面だったみたいですね。

何本か竹をへし折りながら吹っ飛んだ先で──バサギリは白目を向いて、気絶していた。

気付けば──英玲奈先輩のポケモンは全滅していました。



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