225: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/22(木) 15:17:35.27 ID:tTvUwYyF0
英玲奈「……あ、あの状況から……負けた……だと……?」
英玲奈先輩はよほど驚いたのか、その場で呆然と立ち尽くしていた。
私はそんな英玲奈先輩のもとに近付いて、
かすみ「英玲奈先輩。……ありがとうございました」
頭を下げた。
かすみ「英玲奈先輩のお陰で……私、ポケモンたちとちゃんと向き合うことが出来ました。この子たちの魅力に、ちゃんと気付いてあげられました」
英玲奈「…………」
かすみ「私は──かすみんは、この子たちともっともっと強くなります。この子たちと一緒に最強の可愛い強いトレーナーを目指します! えへ♪」
ほっぺに指を当てながら可愛く言うと、
英玲奈「……君の言っていることは、全く理解出来ないのだが……」
英玲奈先輩は髪をくしゃっと押さえて、
英玲奈「……君たちの強さが……私たちの強さを上回ったことは……わかるよ……」
悔しそうにそう言うのでした。
英玲奈「……君みたいなトレーナーは……見たことがない……」
かすみ「えへへ♪ かすみんはオンリーワンでナンバーワンですからね〜♪ 当然ですよ〜♪」
英玲奈「……まさか、本気を出して負けるなんて……夢にも思わなかったよ……。……今でも信じられない。……だが、事実は認めねば、私も先に進めない……」
英玲奈先輩はそう言いながら、懐に手を入れ、
英玲奈「……“スティングバッジ”だ。持って行ってくれ」
かすみ「……はい!」
私に“スティングバッジ”を手渡してくれました。
最後のバッジを手にして──やっと、実感が湧いてきて、
かすみ「これで……これで、全ジム制覇ですーーー!!!」
思わず、大きな声で喜びを叫んでしまう。
そこに、
「ゾロアーク」「クマーーー」「リムオン」
ゾロアークとマッスグマとブリムオンが近寄ってくる。
遅れて、
「ダストダァァス」「……ニゴーン…」
戦闘不能になったサニゴーンを抱え上げながら、ダストダスもやってきた。
かすみ「えへへ……ゾロアーク、マッスグマ、サニゴーン、ダストダス、ブリムオン──みんなありがと♪ 大好きだよ♪」
「ゾロアーク♪」「クマーー♪」「ニゴーン…♪」「ダストダス♪」「リムオン♪」
そして、
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