侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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213: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/22(木) 15:05:40.38 ID:tTvUwYyF0

またしても、見えない何かの攻撃で、今度はテブリムが吹っ飛ばされる。

吹っ飛ばされたところに、


 「──カイーーーッ!!!!」


カイロスが突っ込んで来て──テブリムをハサミで捕まえる。


英玲奈「“しめつける”!!」
 「カイイーーーッ!!!!!」

 「テ、テブリィィィィ!!!!!」


テブリムは締め付けられる瞬間、頭の房を両側に突っ張って、どうにか耐えてますが……! 早く、助けなきゃ……!

かすみんがゾロアのボールを手に取った瞬間──ボールを例の見えない何かに弾き飛ばれた。


かすみ「しまっ……!?」


直後見えない何かは、ゾロアの入ったモンスターボールの開閉スイッチをピンポイントで攻撃して、破壊する。


かすみ「!?」


開閉スイッチが壊されたら、ボールからゾロアが出せない……!?

しまったと思ったけど、


 「ヤーブクゥ!!!」


ヤブクロンが、ゾロアのボールに向かって“アシッドボム”を吐き出すと──ボールが溶けて、


 「──ガゥッ!!!」


中からゾロアが飛び出してくる。


かすみ「ナイスです……! ヤブクロン!」
 「ヤブクゥ!!!」


それはそれとして、動きが見えないポケモンをどうにかしないと……!


 「テ、ブゥゥゥゥゥ…!!!!!」
 「カィィィロォォォ…!!!!」

 「グラッシャァ!!!!!」
 「カィィィンッ!!!!!」


テブリムはまだ必死に耐えている。

ジュカインもまたバサギリと鍔迫り合いを始めている。

もうちょっと、頑張って……!!

──この動きが見えないポケモン、どうにかするには……!


かすみ「みんな、一瞬息止めてーーーー!!! “どくガス”!!!」
 「ヤブクゥゥーーー!!!!!」


ヤブクロンが上空に向かって、“どくガス”を吐き出す。


英玲奈「……! “どく”状態にして削り倒すつもりか……!! だが、倒れるまでテブリムやジュカインが持つと思うか……!」


もちろん、そんな悠長な作戦じゃありません……!



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