侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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147: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 13:01:30.28 ID:B+X5AS2s0

侑「かすみちゃん、お願い!!」

かすみ「任せてください!!」

 「ウォーーーーッ!!!!!」

 「エンペッ!!!?」


ウォーグルが上空で、持ち上げたエンペルトを放す──そして、それに合わせて横向きに薙がれる、特大の光の剣。


かすみ「“ソーラーブレード”!!」

 「ジュカイィンッ!!!!!」

 「エン、ペェッ…!!!!!!」


特大の陽光剣はエンペルトを斬り裂きながら、工場の壁に叩きつけた。


真姫「エンペルト……!!」


完全にクリーンヒット。強烈な攻撃を防御出来ない体勢で貰ったエンペルトは、


 「エン、ペ…」


気絶して、床に墜落した。


真姫「……」


そして、気付けば、私とハッサムは──


 「テブリッ!!!」「ガゥガゥッ!!!!」「カインッ!!!!」
 「ウニャァ〜」「ロンチィ…」「イブイッ」


侑とかすみのポケモンに囲まれていた。





    🎹    🎹    🎹





かすみ「さぁ、もう逃げられませんよ……!」

侑「形勢、逆転です……!」
 「ウォーーーッ!!!!」


かすみちゃんと一緒に、ウォーグルの足に掴まって、真姫さんとメガハッサムがいる1階へと降り立つ。


真姫「……ふふ、一体どんなトリックを使ったのかしら……」


真姫さんは呆れているのか、感心しているのか……含むように笑う。

──私たちが取った作戦はこうだ。

まず、“イリュージョン”でかすみちゃんの姿になったゾロアが、真姫さんの注意を引く。

その隙に、“きらきらストーム”で“まひ”を回復したウォーグルで天井スレスレを飛び、ジュカインの場所へ。

氷漬けだったジュカインの“こおり”状態も回復して──大技“ソーラーブレード”でエンペルトを仕留める。

真姫さんからしたら、動けなくしたはずのポケモンたちからの不意打ち。

真姫さんも完璧に意識の外からの攻撃に対応しきれず、エンペルトを撃破することが出来た。

そして、エンペルトを倒しきれば──あとは真姫さんの切り札、メガハッサムだけだ……!



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