103: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:15:15.30 ID:c3b0uZJF0
真姫「今すぐに……って言いたいところだけど、準備もあると思うから。ローズジム戦は明日行いましょう」
かすみ「侑先輩……どっちが先にやります……?」
侑「えっと……」
真姫「順番なんて決めなくていい。二人同時に相手してあげるわ」
かすみ「え、でも……」
真姫「本気の手持ちを使えばルールはこっちで決めていいんでしょ、海未?」
海未「それで実力を測れると思うのでしたら、構いません」
真姫「なら、てっとり早く──二人まとめて捌いてあげるから」
侑「よ、よろしくお願いします……!」
かすみ「ふふん♪ そんなルール許可しちゃったこと、後悔しないでくださいね〜?」
かすみちゃんは得意げに鼻を鳴らす。
私は自分から2対1を提案してくるあたり、相当自信があるんじゃないかなって思えて、ちょっと不安なんだけど……。
海未「それでは……理亞と英玲奈も近日中にジム戦をする準備をお願いします」
理亞「わかった」
英玲奈「承知した」
まあ……条件付きとは言え、どうにかこうにか、作戦への同行の道は繋がって一安心かな……。
穂乃果「とりあえず……次の方針は決まったってことでいいのかな?」
海未「そうですね……ひとまずは果南主導でマナフィの捜索と……やぶれた世界の方に関しては鞠莉にお任せします」
果南「了解」
鞠莉「わかったわ」
海未「あと、かすみ」
かすみ「!? な、なんですか……? いくら怖い顔したってかすみん、無条件で空間の裂け目の場所を教えたりしませんよ!?」
海未「それはいいです。……ただ、もし5日以内にバッジ8つが達成できなかった場合には、大人しく教えてもらいます。そうでなければ、こちらも条件を提示する意味がありませんから」
かすみ「わ、わかりました……。さすがにかすみんもそこまで卑怯なことするつもりありませんし……」
海未「よろしい」
空間の裂け目についての交渉も、両者納得したみたいだ。
ダイヤ「あとは……人の配置でしょうか」
海未「そうですね……。今後、地方内に攻撃をされる可能性がありますので、全ての町にジムリーダー、もしくは四天王を配置するようにします」
ツバサ「フソウはどうするの?」
希「アローラにいるえりちに、一旦戻ってきてくれるように連絡してみるよ。えりちならフソウの土地勘もあるだろうし」
海未「では、ウチウラ、ホシゾラ、コメコ、ダリア、セキレイ、ローズ、ヒナギク、クロユリはそれぞれのジムリーダーに警固をお願いします。フソウは希の言うとおり、絵里に頼むとして……ウラノホシ、サニー、アキハラは四天王側でどうにかカバーしましょう。ウテナには私が常駐します」
ツバサ「そうなると一人余るから……私が地方全体を遊撃するわ」
海未「いつもすみませんツバサ……よろしくお願いします」
ツバサ「大丈夫よ。ドラゴンたちは速いし、飛び続ける体力もある。私が適任だもの」
海未「ありがとうございます。……穂乃果はこの後はどう動くつもりですか? 出来れば穂乃果にも地方警固をお願いしたいのですが……」
穂乃果「ごめん……私はやることがあるから……。でも、ピンチなところがあったら、出来る限り全速力で駆け付けるよ!」
海未「わかりました、ではそのようにお願いします。……あとは、引き続きになりますが……出来る範囲で敵についての情報を探りましょう。全てをリナに賭けるわけにもいきませんからね」
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