96: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:47:39.35 ID:EM6Mdgk00
「以上!新曲『ウサミン伝説最終章・第4話・その8』を聞いていただきましたー♪」
聞き入っていた。曲の良し悪しや、歌の巧拙ではない。
97: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:48:20.18 ID:EM6Mdgk00
「はぁ……」
控室、安部菜々はそこに居た。
98: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:48:55.16 ID:EM6Mdgk00
「え、はい!」
今にも泣き出してしまいそうな顔で、安部菜々は振り向いた。そして。
99: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:49:27.34 ID:EM6Mdgk00
「菜々さん、これを……」
名刺を差し出した。
100: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:50:00.02 ID:EM6Mdgk00
「アイドル・ウサミンの自己紹介。また聞かせてくれないかな?」
「は、はい!」
101: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:50:31.84 ID:EM6Mdgk00
「今日もそうだったね。それで改めてお伝えしたいことがあります」
敬語に切り替える、ここからは仕事の話だ。
102: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:51:01.92 ID:EM6Mdgk00
「ええええっ!?ス、スカウトですかっ!ナナ、メジャーデビューできるんですかっ!?」
表情をコロコロ変えながらずっと驚いている。
103: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:51:39.54 ID:EM6Mdgk00
月曜日、出社して最初にやったことは、事務室の掃除だった。
(週明けに、身分証明証と履歴書を持って本社事務所を訪ねて下さい)
104: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:52:09.35 ID:EM6Mdgk00
「川島さん、アイドルに雑用を手伝わせるのは悪いですよ」
「大事なお客さんがくるんでしょ?わかるわ」
105: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:52:39.36 ID:EM6Mdgk00
「早苗ちゃんの時は10時に来る予定だったから、いつもどおり出社してからお掃除していたんでしょうけど、今日はいつもより早く出社してからのお掃除でしょ?朝早くから来るかもしれないのなら、私にも手伝わせて?」
本当によく気が付く女性だな、と改めて思う。
106: ◆xMUmPABXRw[sage saga]
2022/11/27(日) 16:53:09.23 ID:EM6Mdgk00
「片桐さん!ソロデビュー曲の制作が決まりましたよ!」
「本当!?やるじゃない!プロデューサー君!」
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