侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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980: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 01:59:32.84 ID:eLOLjL7n0

侑「イーブイ!!?」

 「イ、ィブ…!!!」


イーブイはフィールドを転がりながらも、どうにか立ち上がるけど……あのスピードから繰り出される攻撃だ。ダメージが尋常じゃない……!

もう何発も耐えられない……!

とにかく、あのスピードをどうにかしなきゃ……!!

メガヤンマ、メガヤンマの弱点、何か、何か……!!

でも、“かそく”しきったメガヤンマを止める方法なんて……!


侑「……そういえば……前、かすみちゃんが……」


もしかしたら、あれなら……? で、でも、メガヤンマ相手でも出来るの……!?


侑「いや……もう、やるしかない……!!」


──ヒュンヒュンと風を切る、メガヤンマ。


英玲奈「“むしくい”!!」


大顎を開けて突っ込んでくるメガヤンマに向かって──


侑「イーブイ!!! “しっぽをふる”!!! くるくる回してっ!!」
 「イ、イブイ!!!!」


イーブイが背を向け、宙に向かって円を描くように、尻尾をくるくると回し始めた。

風を切る、メガヤンマは──


 「──ヤン」


イーブイに噛みつく直前で、ビタッと空中で静止した。


英玲奈「なんだと!?」

侑「ホントに止まった!?」

リナ『なんで侑さんが驚いてるの!?』 || ? ᆷ ! ||

英玲奈「メガヤンマ!! 惑わされるな!!」
 「ヤンマッ」

侑「今だ、イーブイ!! 飛び乗って!!」
 「イッブィッ!!!」


イーブイは、一瞬動きを止めたメガヤンマの背中に、飛び乗ってしがみつく。

──直後、メガヤンマは再び“かそく”を開始し、飛行を再開する。

イーブイを乗せたまま、超スピードで風を切り始める。


英玲奈「く……! 振り落とせ!!」

侑「イーブイ!! 放しちゃダメだよ!! そのまま、“めらめらバーン”!!」

 「ブーーーーイーーーッ!!!!!!」


イーブイの雄叫びと共に、空中に猛スピードで飛ぶ炎の塊が現れる。


 「ヤーーーンマーーー!!!!!!」


背中の上から直接炎で焼かれたメガヤンマは火だるまになり、



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