侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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959: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/14(水) 12:52:10.71 ID:A5BOh9Vw0

完全に氷漬けになって、戦闘不能になってしまった。


かすみ「あぁーー!? サニーゴーー!?」

理亞「意表を突くのもいいけど……その後まで考えてやった方がいいんじゃない?」

かすみ「ぐ、ぐぬぬ……返す言葉がない……」


サニーゴをボールに戻しながら、相手を確認する。

 『オニゴーリ がんめんポケモン 高さ:1.5m 重さ:256.5kg
  氷を 自在に 扱う 力を 持ち 岩の 体を 氷の よろいで
  かためている。 空気中の 水分を 一瞬で 凍らせる 力で
  獲物を 冷凍し 動けなくなったところを バリバリと 頂くのだ。』


かすみ「またおっかないポケモンですね……」


そんなオニゴーリに対抗する最後のポケモンは──


かすみ「行くよ! テブリム!」
 「──テブリッ!!!」


手に入れたばっかの新顔、テブリムです!


理亞「まさか、ここまで追い詰められると思ってなかった……。オニゴーリ、メガシンカ!」


そう言いながら、理亞先輩の腕にあるブレスレットが眩く光り──


 「ゴォォォォーーーーリ!!!!!!!!!」


雄叫びと共に、メガオニゴーリへと姿を変える。

大きく開いた口から、冷気が溢れ出し、周囲を凍結させる。

距離は十分にあるはずなのに、刺さるような冷気が伝わってくる。


理亞「オニゴーリ、“ふぶき”!」
 「ゴォォォォーーーーリッ!!!!!!!!」


大きく開いた口から、強烈な冷気が“ふぶき”となって襲い掛かってくる。

フィールド全体を巻き込むような、強烈な寒波。だけど、


かすみ「“サイコキネシス”!!」
 「テブッ!!!」


テブリムは自分の周囲に球状のサイコパワーを展開し、メガオニゴーリの“ふぶき”から逃れる。

この子は巣でもこうやって、霧を払っていたんです!

それが霧から冷気に変わっただけ!


理亞「へぇ……これ、防げるんだ」

かすみ「当然です! さらに、こんなことも出来ちゃいますよ!」
 「テブ!!」


テブリムが前方に手をかざすと──紫色の炎がぽぽぽぽっと発生する。


かすみ「“マジカルフレイム”!!」
 「テーブゥッ!!!!」


その炎を一気に発射する。



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