958: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/14(水) 12:51:28.05 ID:A5BOh9Vw0
そのとおりです! 大粒の雨は降ったそばから、凍り付いて──大粒の雹に変わるんです!!
翅や体の軟らかいモスノウは、上空から叩きつけてくる大量の雹に耐えられず、落っこちる!
そして、
「サ……コ」
硬い体のサニーゴなら、問題なく耐えられる……!!
理亞「天候を“ゆき”に戻して……!」
「ス、スノォ……」
理亞先輩はすぐさま、“あまごい”を再び“ゆきげしき”で上書きして、態勢を立て直そうとするけど──もう遅いです!
かすみ「サニーゴ!! “ハイドロポンプ”!!」
「サ、コー……」
サニーゴの口から、強烈な水流が発射され、それは冷気によって一瞬で凍り付き──
「スノォ……」
急激に成長する氷の柱が、真正面から、モスノウをぶっ飛ばしました。
理亞「モスノウ……!」
「ス、スノォ……」
大きな氷の塊を叩きつけられたモスノウは、吹っ飛ばされた先で転がって、ついに戦闘不能になったのでした。
かすみ「さぁ、これで形成逆転ですよ!!」
かすみんの残りは2匹、理亞先輩は残り1匹です!
この勝負、貰いましたよ……!!
と、思った瞬間──ゴトっと何か重いものが落ちるような音がする。
かすみ「へ?」
何かと思って、音のした方に目を向けると──
「サ……」
サニーゴが──でかい氷柱を口元にくっつけたまま、地面に落下していた。
かすみ「ってぇ!? サニーゴと氷がくっついてる!?」
理亞「この氷点下で“ハイドロポンプ”を使ったら、普通そうなるでしょ。オニゴーリ」
「──ゴォーーリ!!!!」
理亞先輩が、最後のポケモン──オニゴーリを繰り出す。
かすみ「わーーー!! ちょっとタンマ!! タンマです!!」
理亞「待たない。“フリーズドライ”」
「ゴォーーリ!!!!」
氷柱の重さで動けないサニーゴは、波状に飛んでくる冷気の直撃を受け。
「────」
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20