952: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/14(水) 12:44:20.26 ID:A5BOh9Vw0
ジュカインが崩れ落ちた。
かすみ「え、ええ!? ジュカイン!? どうしちゃったの!?」
理亞「熱くなりすぎて、気温の変化に気付いてないんじゃない?」
かすみ「へ……?」
言われてみれば……。
かすみ「な、なんか……さ、寒い……?」
しずく「……! まさか、“こごえるかぜ”……?」
かすみ「え?」
理亞「マニューラは場に出たときから、ずっと“こごえるかぜ”で少しずつフィールドの気温を下げながら戦ってた。ジュカインは寒さに弱いから、それでじわじわ体力が削られてたことに気付いてなかったみたいね」
かすみ「う、うそぉ……」
せっかく、大逆転したと思ったのに……。
理亞「さ……仕切り直し」
かすみ「くぅ……戻って、ジュカイン」
ジュカインをボールに戻す。
さすがに6人目のジムリーダーともなると、一筋縄ではいかなさそうです……!
かすみ「行くよ、ヤブクロン!」
「──ヤブゥッ!!!」
理亞「バイバニラ、よろしく」
「──バニーラ♪」「──バニーラ♪」
理亞先輩の2匹目のポケモンが現れると同時に──ジム内に“ゆき”が舞い始める。
かすみ「わ!? なんか、“ゆき”が降ってきた!?」
しずく「かすみさん! 特性“ゆきふらし”だよ!」
かすみ「ゆ、“ゆきふらし”……」
かすみん、確認のために図鑑を開きます。
『バイバニラ ブリザードポケモン 高さ:1.3m 重さ:57.5kg
体温は マイナス6度 前後。 水を 大量に 飲み込んで
体内で 雪雲を 作る。 2つの頭 それぞれに 脳があり
両者の 意見が 一致すると 猛吹雪を 吐いて 敵を 襲う。』
かすみ「めっちゃ冷たいポケモンだってことはわかりました……。もたもたしてると氷漬けですね……! なら、さっさと倒しちゃいましょう! “ヘドロばくだん”!!」
「ヤーーーーブッ!!!!!」
ヤブクロンがヘドロの塊を球状にして発射する。
相手のバイバニラはさっきのマニューラとは打って変わって、動きが速い感じはしない。
避ける素振りも見せず、攻撃が直撃するかと思った瞬間──パキンと音を立てて、“ヘドロばくだん”が凍り付いた。
かすみ「んなっ!?」
理亞「“フリーズドライ”で凍らせた」
“ヘドロばくだん”は炸裂することなく、空中で急激に冷やされたあと、バキリと真っ二つに割れ、バイバニラに当たることなく落ちてしまった。
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