侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
1- 20
947: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/14(水) 12:39:51.00 ID:A5BOh9Vw0

女の子「…………」

かすみ「……真剣に手を合わせてますね」

しずく「よほど大切な人なのかもね……」


だとしても、これを毎日しているというのは、大変な気がする。

すごく優しくて、真面目な人なのかもしれない。

しばらく待っていると、女の子は目を開けて、立ち上がる。


女の子「──ごめんなさい、待たせたみたいね」

かすみ「はぇ……?」

しずく「もしかして、私たちに気付かれてました……?」

女の子「なんとなく気配でわかった」

かすみ「そ、そうですか……」


こうして目の前に立つ女の子は、背こそ低いものの、眼光は鋭く、立ち居振る舞いって言うんでしょうか……なんだか毅然としていて……簡単に言うと、なんか強そうな感じがします。


女の子「こうしてここまで私に会いに来たってことは……ジム戦に来たのよね」

かすみ「は、はい……!」

理亞「私は理亞。ヒナギクジムのジムリーダーよ」

かすみ「よ、よろしくお願いします! わ、私はかすみって言います!」

しずく「私はしずくです」

理亞「よろしく。あと貴方も」


そう言いながら、理亞先輩はゾロアの頭を撫でる。


 「ガゥ♪」

理亞「わざわざ迎えに来てくれてありがとう。すぐにジム戦の準備するから、ジムに行きましょう」

かすみ「は、はい!」


理亞先輩を先頭に、来た道を戻っていく。


しずく「そういえば、かすみさん……珍しくまともに自己紹介してたね」

かすみ「な、なんというか……ふざけちゃいけない空気を感じたというか……いや別に、かすみんがかすみんなのは、ふざけてるわけじゃないけどね?」
 「ガゥ?」

しずく「普段も挨拶のときくらいは、それくらい空気を読めればいいのに……」

かすみ「む……まるで普段が空気読めてないみたいじゃん」


全く、失礼なしず子ですね……!

かすみんがぷんぷんしていると、


理亞「それにしても、良いタイミングだった」


理亞先輩が話しかけてくる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice