941: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/14(水) 12:22:18.17 ID:A5BOh9Vw0
「ムドー!!!」「フゥ!!!」「ドサイッ!!!」「ワァォン!!!!」
せつ菜「エアームド、“ステルスロック”! スターミー、“ハイドロポンプ”! ドサイドン、“ロックブラスト”! ウインディ、“かえんほうしゃ”!」
「ムドーーー!!!!」「フゥッ!!!!」「ド、サイッ!!!!」「ワァーーーオーーーンッ!!!!!」
千歌「……っ!」
「バクフッ!!!」
私の手持ちたちの総攻撃に、千歌さんはバクフーンに掴まり、駆け出して回避する。
千歌「せつ菜ちゃんっ!! いい加減にしてよっ!!」
せつ菜「私は本気です!! 本気で貴方と戦う意志を持って今ここにいるんですっ!! だから、千歌さんも私と本気で戦ってくださいっ!!」
彼女なら、意志を見せれば、向き合ってくれると思った。
だけど──そうじゃなかった。
千歌「あーーーーもーーーーっ!!! 今は無理って言ってるでしょーーーー!!!!」
千歌さんが叫ぶのと同時に──彼女の腕に付けたリングが、強烈な閃光を放ち始めた。
せつ菜「……!?」
千歌さんとは何度も戦ってきたけど、これは、こんな光景は、一度も見たことがなかった。
彼女の腕の光は、千歌さんの腕から──バクフーンへと流れ込み、
「バクフーーー!!!!!!!」
離れていても、ビリビリとほのおのエネルギーを感じるほどに、すさまじい熱気を放ち、
千歌「──“ダイナミックフルフレイム”!!」
「バーーーーク、フーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!」
せつ菜「う……そ……」
見たこともないような、巨大な火球が──
「ゲンガッ!!!?」「フゥ…!!!」「ドサイ…!!!」「ムドーッ!!!?」「ワォンッ!!!?」
私たちの手持ち5匹全てを呑み込み──直後、膨れ上がったほのおエネルギーが大爆発を起こした。
せつ菜「うぁっ……!!」
強烈な爆音と爆風が衝撃波となって、私に襲い掛かってくる。
立っていることもままならず、吹き飛ばされて地面を転がる。
せつ菜「……っ……」
轟音が洞窟内で何度も反響し、火山全体を大きく揺さぶる。
目の前で大噴火が起こったのかと錯覚するような、とてつもない熱量。
──やっと、余波が収まった頃に顔を上げて、どうにか身を起こす……。
せつ菜「…………」
千歌「はぁ……! はぁ……!」
せつ菜「………………」
千歌「ごめん、せつ菜ちゃん……!! 私、行くから……!!」
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