侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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924: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/13(火) 12:24:05.25 ID:r2gRr5pF0

かすみんの必死の説得も虚しく、


 「テブッ!!!!」

かすみ「んがぁっ!?」


かすみんは魔女っ娘ポケモンの頭の房に、鼻っ柱を殴り飛ばされていました。

強烈なパンチで殴り飛ばされて、またしても地面を転がる。


かすみ「いったぁぁぁぁぁ!! もう、なんなんですか!? 魔女っ娘ポケモンに見せかけて、とんだ脳筋ポケモンじゃないですかぁ!?」

 「テブリィ…?」

かすみ「あ、いえ、なんでもないです。ごめんなさい」


睨みつけられて、即ごめんなさいする。

この子、見た目に反して、めちゃくちゃおっかなくないですか!?

図鑑を開いて確認してみる。

 『テブリム せいしゅくポケモン 高さ:0.6m 重さ:4.8kg
  強い 感情を もつ ものは それが 誰であれ 黙らせる。
  その手段は じつに 乱暴で プロボクサーさえ 一発
  KOの 破壊力が ある 頭の房で 相手を 殴り飛ばす。』

すごい見た目詐欺ポケモンです……。


 「ガゥ…」
かすみ「大丈夫だよ、ゾロア……。そもそも、テブリムたちの巣にお邪魔してるのはかすみんたちですから……」


心配して身を摺り寄せてくるゾロアを撫でる。

元はと言えば、勝手に巣にお邪魔している方が悪いわけですから……。


かすみ「ただ、あのぉ……本当にこれ以上近付かないので、ここで休憩だけさせてください……」

 「テブリ…」


不機嫌そうなテブリムだけど……結局のところ、それは許可してくれたのか、わざわざ近付いて暴力を振るってくることはなかった。

とりあえず、一安心……ここで、作戦を考えないと……。

しず子をどうにか見つけなくちゃいけないけど……。

恐らくしず子も、この不思議な森の不思議な何かのせいで、出られなくなってる……もしくは元の場所に戻れなくなってるって考えればいいのかな……。

その何かがなんなのかわからなくて困ってるんだけど……。


かすみ「うーん……どうしたものか……」
 「ガゥ…」


腕組みをしながら悩んでいると──


 「ミブーーー!!!」


巣の中の、かすみんたちがいるのとは反対側の方から、ミブリムが鳴き声をあげながら逃げ込んできた。

そして、その後ろからは──


 「ベロバーー!!!」「ベロベロバーー!!!!」「ベローーー!!!!」

かすみ「ベロバー……!!」



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