侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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921: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/13(火) 12:14:11.12 ID:r2gRr5pF0

かすみ「い、いたた……な、なに……?」

 「ベロバーーーー!!!!!!!」

かすみ「ぎゃーーーーーっ!!?」


仰向けになったかすみんの目の前に──ピンク色の何かが急に現れた。


 「ガゥガゥッ!!!!」


ご主人様の叫び声を聞いて、ゾロアがそいつに向かって飛び掛かる。


 「ベロバッ!!?」
 「ガゥガゥゥゥッ!!!!」


その隙に、かすみんは起き上がって距離を取る。


かすみ「はぁ……はぁ……あれ、ポケモン……!?」


ゾロアと取っ組み合いをしている相手は、ピンクの体色に紫の模様と紫のベロという、とにかく毒々しい色をしたポケモンだった。


 「ベロバッ!!!!!」
 「ガゥッ…!!」


そいつは取っ組み合いしながら、ゾロアに“かみつく”で攻撃してくる。


かすみ「“ナイトバースト”!!」
 「ガーーゥゥゥッ!!!!!」

 「ベロバー!!!?」


それを内から溢れる黒いオーラで吹っ飛ばす。

吹っ飛ばされこそしたものの、ピンクのポケモンはすぐに起き上がって、


 「ベロベー、ベロベロバー」


“ちょうはつ”するように踊りだす。


かすみ「もう、なんなんですか、こいつ……!」


その仕草に苛立ちながらも、バッグを持って立ち上がろうとして──さっきまであれだけ重かったバッグが妙に軽いことに気付く。


かすみ「……!? バッグの中身がまた減ってる!?」


さっきすっころんだときにぶちまけたのかと思って周囲を伺うと、


 「ベロバー」「ベロベロバー」「ベロ」

かすみ「……!?」


かすみんの周囲には、さっきゾロアと取っ組み合いをしていたピンクのと同じ種類のポケモンが大量にいた。

しかも──“げんきのかけら”を持っている。


かすみ「ち、ちょっとぉ!? それ、せっかく戻ってきたかすみんのお宝!?」

 「ベロ」「ベロバーー♪」「ベロベロバー」


そして、そのまま散り散りに持ち逃げしていく。



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