918: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/13(火) 12:11:08.27 ID:r2gRr5pF0
しずく「かすみさん? どうかしたの?」
かすみ「あそこでなんか光ってる……ちょっと確認してくる」
しずく「……もう暗いし、森に入らない方がいいと思うけど……」
かすみ「すぐそこだし、ちょっと確認したらすぐ戻ってくるから!」
しずく「まあ、それくらいなら……。……絶対に奥まで入っちゃダメだよ?」
かすみ「わかってるって〜♪ ゾロア、行くよ!」
「ガゥ」
ゾロアと一緒に光に向かって駆け出す。
巨大なキノコの脇をすり抜けて、入った森の中──光っていた目的物は本当にすぐ近くにあった。
チカチカと光っていたのは──
かすみ「……キノコ?」
またしてもキノコだった。
大きな傘をした──って言っても入り口のキノコよりは全然小さい30pくらいの──真っ白なキノコ。
かすみ「なーんだ……見に来て損した……」
「ガゥ…」
なんかお宝的なものを期待してたのに……。まあ、光るキノコは珍しいけどさ……。
かすみんは振り返って、
かすみ「しず子ー!! 光ってるの、ただの光るキノコだったー!」
しず子に向かって、報告するために声をあげる。
そして、しず子の反応を待つこと、数秒……数十秒……。
かすみ「あ、あれ……?」
しず子からの反応が返ってこない……。
森から少ししか入っていないのに、すでに入り口は霧に覆われていて、ほぼ見えないし……。
かすみんは駆け足で、先ほどまでしず子が居た場所に戻ると──そこには、設営途中のテントを残して……しず子の姿はどこにもなかった。
かすみ「しず子……? どこ行ったのー? おーい!」
「ガゥガゥーー!!」
ゾロアと一緒に呼んでみるけど、しず子からの反応は一向に返ってこない。
もしかしたら緊急事態か何かで席を外してるのかな……? お花摘みとか……。
そう思って、かすみんは少しの間、その場で待つことにした。
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