917: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/13(火) 12:10:31.78 ID:r2gRr5pF0
しずく「まあ、それも昔の話で……今は観光地としてそれなりに賑わってるみたいだから、ヒナギクに着けばおいしいご飯も食べられると思うよ。ポケモンジムがあるくらいだしね」
かすみ「本当に今の時代に生まれてよかった……」
しずく「さて……そろそろ行けそう?」
かすみ「あ、うん! かすみん休憩して元気回復したから!」
「ガゥ♪」
かすみんが元気よく立ち上がると、ゾロアもご主人様の復活が嬉しいのか、ご機嫌な鳴き声をあげる。
かすみ「この調子でさっさとヒナギクまで行っちゃいましょー!」
しずく「ふふ、そうだね」
👑 👑 👑
──あれから歩くこと、さらに数時間。
かすみ「……なにこれ」
かすみんはあるものを見上げて、唖然としていました。
そのあるものとは──
かすみ「これ……キノコ……?」
しずく「……だね」
めちゃくちゃでかいキノコでした。
どれくらいでかいかと言うと……軽く3mは超えていると思います。
しずく「この巨大キノコが森の入り口の目印だね」
かすみ「さすがマッシュルームフォレスト……」
コメコの森よりは小さいと聞いていたものの……とんでもないサイズのキノコの圧迫感と、森の樹々はなんというか、鬱蒼としていて……おだやかな森だったコメコの森に比べると、大分ホラーな感じがします……。
たぶん、その怖い感じに拍車を掛けているのは……いつの間にか出始めてきた霧も関係しているのかも……。
しずく「とりあえず……もう日も暮れ始めちゃってるし、霧も濃くなってきたから、森には入らずに、ここで野宿にしようか……」
かすみ「えー!! また野宿……2日連続じゃん……。ローズで泊まればよかった……」
しずく「言ってても仕方ないよ。早くテント張っちゃおう」
かすみ「うん……そうだね……」
かすみんがテンション低めに、テントの設営をお手伝いしようとしたそのとき──森の奥の方で、何かがチカチカと光るのが見えた。
かすみ「あれ……? 今なんか光った……?」
……気になる。
かすみんは、目を凝らして森の奥に目を向ける。すると──また、チカチカと何かが光る。
かすみ「やっぱ、なんかある……!」
霧のせいで、ぼやーっとした光が点滅しているのがわかる程度ですけど……確実に何かが光っている。
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