915: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/13(火) 12:09:22.31 ID:r2gRr5pF0
しずく「エマさんから?」
かすみ「うん」
しずく「なんだって?」
かすみ「前、言ってたものが見つかったから、かすみんのパソコンに送っておいたって……何かあったっけ?」
かすみん、さっぱり思い出せないんですけど……。……でも、しず子はしっかり覚えていたようで、
しずく「……あ、もしかして……あれじゃないかな?」
かすみ「……あれ?」
しずく「とにかく、パソコンを確認してみたら?」
かすみ「ま、それもそっか」
かすみんはエマ先輩からの贈り物を確認するために、ポケモンセンターへとトンボ返りするのでした。
──
────
そして、そんなかすみんのパソコンに入っていたものは──
かすみ「まさか、ドッグランでジグザグマたちに盗られた“げんきのかけら”が戻ってくるなんて〜♪」
そう、エマ先輩から送られてきたのは、ドッグランでジグザグマたちの群れに強奪された、大量の“げんきのかけら”だったんです!
ドッグランで数を減らしちゃったあとも、コツコツ集めていたけど──もう戻ってこないと思っていた分が戻ってきたお陰で、かすみんのバッグはもはや宝の山状態になったというわけです!
しずく「はぁ……せっかく減ったのに……。そんなに持ち歩いてたら重くて疲れちゃうよ……?」
かすみ「いーの! 『備えあれば嬉しいな』って言うでしょ!」
しずく「『備えあれば憂いなし』ね……」
しず子は呆れ気味だけど……これはジグザグマがかすみんのために、頑張って集めてくれた宝物だもん。一つも無駄になんて出来ません!
しずく「でも、本当にその大荷物で大丈夫……? 11番道路は結構長い道のりになるよ?」
かすみ「へーきへーき! これはかすみんの宝物だから、荷物のうちに入らないも〜ん♪」
しずく「……後で文句言わないでよ?」
かすみ「言わない言わな〜い♪ それじゃ、レッツゴー!」
「ガゥガゥ♪」
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