91: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/01(火) 14:34:08.81 ID:UaHzC7GK0
私は自転車を停めて、麓沿いに駆け出す。
「ブイ…」
イーブイはのんびりしたかったのか、私の頭から飛び降りちゃったけど……まあ、いいや!
歩夢「あ、ちょっと待って侑ちゃん……!」
「バニバニ〜!!!!」
歩夢「あ、ちょっと……! ヒバニーも……!」
侑「お、ヒバニー競争する?」
「バニバニ!!!!」
侑「じゃあ、どっちが先に端に辿り着くかの勝負だよ♪」
「バニー♪」
歩夢「端まで行ってたら日が暮れちゃうよぉ〜……」
半ば歩夢を置いていきかねない勢いで、ヒバニーと一緒に走り出した矢先──
リナ『ゆ、侑さん!? 上!!』 || ? ᆷ ! ||
リナちゃんが急に大きな声をあげた。
侑「上?」
「バニ?」
ヒバニーと一緒に上を見上げると──大きな影が見えた。
侑「!?」
頭上から何かが落ちて来ていると気付いたときには──もう直撃ルートだった。
歩夢「侑ちゃん!! ヒバニー!!」
「ブイブイ!!!!」
侑「っ……!!」
咄嗟に足元のヒバニーを掴んで、
「バニッ!!!?」
歩夢の方に全力で放り投げる。
歩夢「! ヒバニー!!」
「バニッ」
歩夢がキャッチしたのを確認したけど──
侑「っ……!」
もう目と鼻の先に迫る落下物。もうダメだ──そう思って目を瞑った瞬間、
「──ウインディ!! “しんそく”!!」
響く声と共に、自分の身体がふわっと浮いた気がした。
──直後、ガァーーーン!!! 重い物が落下したんだとわかる大きな音が衝撃を伴って空気を震わせる。
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