侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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907: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/12(月) 14:17:16.49 ID:ropYqdR40

相手は見るからに、ドラゴンタイプとゴーストタイプのポケモン。

そうなると、イーブイの相棒技──“めらめらバーン”、“びりびりエレキ”、“いきいきバブル”、“すくすくボンバー”はどれも相性が悪い。

唯一使えるとしたら、この狭い空間での制圧力の高さを活かして、“すくすくボンバー”なんだけど……“すくすくボンバー”は技を出してから、決まるまでに時間が掛かるのが難点だった。

……なら、ドロンチが“ゴーストダイブ”で私を狙ってくるってわかっているわけだし、あらかじめ私の足元に“すくすくボンバー”を仕込んでおけばいいだけだ。

そうすれば、ドロンチが私を攻撃して吹っ飛ばしたあと、時間差で足元から生えてくる樹に巻き込まれて、動けなくなるという寸法だ。


リナ『侑さん、意外と無茶する……』 ||;◐ ◡ ◐ ||

侑「逃げるだけじゃ、勝てないと思ったからね……いてて……」
 「ブイ…」


イーブイが心配そうに、私の胸の中で鳴く。


侑「あはは、大丈夫だよ。ニャスパーのお陰で壁にぶつかったりはしなかったから」
 「ブイ…」


もしかしたら、尻尾がぶつかったところは軽い打ち身くらいにはなってるかもしれないけど……。


 「ローン…」

リナ『ドロンチ、どうする……?』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

侑「うーん……」


“すくすくボンバー”はしばらくしたら枯れちゃうから、放っておけば自由になれるだろうけど……。


侑「放っておいたら、また別のポケモンを頭に乗せようと彷徨い始めるのかな……」

リナ『たぶん……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||


それはそれで、次にここに訪れた人が危ないような気もする……。


侑「そもそも、なんでこのドロンチは、ドラメシヤを頭に乗せないんだろう……?」


ドラメシヤなんて、洞窟内にあんなにたくさんいるのに……。


リナ『たぶん、ここのドラメシヤが特殊なんだと思う』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「特殊?」

リナ『そもそもクリスタルレイクとクリスタルケイヴって、環境がすごく特殊だから、ここにしかいない変わった生態のポケモンが多いんだ』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「そうなの?」

リナ『外敵が少ないからか、ケイコウオは滅多にネオラントに進化しないし、イワークもここの土中に含まれる水晶をよく食べるからか、水を泳げる個体が目撃されたこともあるみたいだよ』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「い、イワークが泳ぐの……?」


ちょっと想像出来ない……。


リナ『たぶん、ドラメシヤたちも外敵が少ないから、普通と違って強くなる必要があんまりなくて、お世話係を必要としてないんじゃないかな。実際、群れの中に絶対数匹はいるはずのドロンチは滅多に目撃されないらしいし……』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「なるほどね……」


だから、何かの拍子でドラメシヤが進化してしまうと、逆にお世話する相手がいなくて落ち着かなくなっちゃうってことか……。

それはそれで、なんだか気の毒な気もしてくる。


 「ローンチ…」

侑「うーん……」



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