901: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/12(月) 14:12:28.18 ID:ropYqdR40
私たちはどうやらネマシュたちに救われたようだ。
リナ『でも、このままここにいると、眠らされて養分にされる』 ||;◐ ◡ ◐ ||
侑「それは困るね……」
とりあえず、早く移動した方がよさそうだ。
そう思って、腰を上げたちょうどそのとき、
「──侑ちゃーん!! 大丈夫ー!?」
遥か上の方から、歩夢の声が聞こえてきた。
リナ『あ、そうだ……歩夢さんに侑さんとイーブイが穴に落ちちゃったってメッセージ送ったんだった』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「それで様子を見に来てくれたんだ……。──歩夢ー!! 私たちは無事だよー!!」
上に向かって、叫び返す。
歩夢「──よかったー!! 私たちも、他の入り口から、クリスタルケイヴに入るねー!!」
侑「わかったー!! 図鑑のナビを使って、どうにか合流しようー!!」
歩夢「うーん!!」
とりあえず、歩夢に無事を伝えることは出来たから、今は移動だ。
ぶよぶよのキノコの上を、イーブイを抱えたまま歩き出す。
リナ『とりあえず、奥に行けば開けた場所がある。夜の虹の場所辺りで合流するのがいいと思う』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「夜の虹って……確か、クリスタルケイヴの名所だよね」
リナ『うん』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「わかった、そこを目指そう」
リナ『了解! ナビするね!』 ||,,> ◡ <,,||
リナちゃんが先導する形で前を飛ぶ。
侑「……それにしても、ネマシュたちの巣って言う割に、姿が見えないね」
リナ『ネマシュやマシェードは夜行性だから、日中は暗い洞窟内で過ごして、日が沈み始めると16番道路の方に出ていくみたい。全くいないわけじゃないと思うけどね』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「ってことは、もうそろそろ夜ってことだね……」
私たちが落ちたときに夕方だったから、考えてみれば当たり前だけど……洞窟内だと外からの光がないから、時間の感覚がなくなってくる。
リナ『そろそろ、夜の虹がある場所に出るよ』 || ╹ ◡ ╹ ||
リナちゃんの案内通り、細い通路を抜けて、開けた空間に出る。
そして、その空間の天井には──
侑「わぁ……!」
大きな水晶で出来た天然の水槽があった。
これが夜の虹の一つ──クリスタルケイヴの大水槽だ。
まだ、ケイコウオたちが光り出す時間になっていないのか、水晶の天井の向こうで何かが泳いでいる影が見える程度だけど……。
迫り出すような形で圧倒的な存在感を示している、巨大な水晶の水槽だけでも、十二分に迫力があった。
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