882: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/11(日) 19:09:00.01 ID:6zYh2+nI0
侑「どうしよう……」
しずく「ボールに入れられないなら……抱きかかえて歩くのがいいかもしれませんね。……抱きしめていれば、突然飛び出したりしないとわかってもらえるでしょうし……」
リナ『しずくちゃんの言うとおり、たぶん抱っこしてれば大丈夫だと思う。中央区にはあんまり行かない方がいいだろうけど、ジムがあるのは街の外側だし』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
侑「うん……そうするしかないね……」
「ブイ…?」
侑「歩夢、ちょっと傘持っててもらっていい?」
歩夢「うん」
歩夢に傘を持ってもらい、頭の上のイーブイを両手で掴んで、そのまま胸に抱きかかえる。
侑「これならいい?」
「ブイ♪」
どうやら、これなら許してもらえたようだ。歩夢から傘を受け取りながら、空いた方の手でイーブイをしっかり胸に抱き寄せる。
侑「それじゃ、ジムに行こっか!」
かすみ「はい! 腕が鳴りますね〜!!」
私たちはローズジムを目指して、ローズシティの地に足を踏み入れます!
🎹 🎹 🎹
しずく「──ローズシティは外側部は低い建物が多くて、中央区に近付くほど、高いビルが増えていくんですよ」
侑「じゃあ……あっちの方向が中央区なんだね」
私は一際背の高いビルの方に目を向ける。
リナ『一番高いのはセントラルタワーって言うんだよ』 || ╹ ◡ ╹ ||
しずく「一番背の高いセントラルタワーを中心に、同心円状にビルの高さが変わって行くんです。なので、夜のローズシティを上空から見ると、夜景が光の山のように見えるそうですよ」
かすみ「なにそれなにそれ〜! 絶対きれいなやつじゃん!」
リナ『ただ、中央区の中でもセントラルタワーの上空付近は飛行許可を取らないと、“そらをとぶ”も使えないから、一般人が見るのはなかなか大変みたい』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
歩夢「噂には聞いてたけど……ローズシティって本当に厳重なんだね……」
しずく「この地方の商業、工業の要ですからね……。この街の中央区が止まると、同時にいろんな物流が止まってしまうそうなので……」
リナ『モンスターボールなんかも、このローズシティから出回ってるしね。ボールの出荷が停止すると、どこも困っちゃう』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「ポケモンは少ないけど、トレーナーにとっても重要な街なんだね」
「イブィ?」
オトノキ地方の大きな街の中でも、いろんなポケモンの姿が見られるセキレイシティとは真逆だけど……この街はこの街で、重要な役割を担っているみたいだ。
しずく「中央区とは逆に外周区には、ポケモン用の施設が多くあります。ポケモンセンターやバトル施設……それこそ、ポケモンジムも外周区にありますね」
リナ『多いって言っても、街の規模に対して考えると少ないけどね』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
かすみ「まあ、そのお陰でこーんなおっきな街でも、すぐにジムにたどり着けるけどね!」
そう言いながら、私たちはまさにローズジムの前に到着したところだった。
侑「ここがローズジム……! なんだか、今からジム戦するって考えただけで、ときめいてきちゃう!」
「イブィ♪」
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