876: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/11(日) 19:03:32.69 ID:6zYh2+nI0
真姫「まあ……滞りなく会議も終わったし、別にいいけど」
確かに向こうの事情は向こうにしかわからない。
果林さんはあまりマネージャーに頼らない方針なのかもしれないし……。
せめて、行き先にたどり着けるようにしてあげて欲しいですが……。
二人で話しながら、エントランスホールへと戻ってくる。
菜々「……そういえば、真姫さん。そろそろ、ジムの挑戦者受付時間ですよね?」
真姫「ええ、わかってる。私はジムに戻るから、菜々は……」
菜々「私は今日の会議の内容をちゃんと纏めて、後で持って行きますね」
真姫「ありがとう。お願いね」
菜々「はい。お任せください」
真姫さんはジムに戻るために、一足先にビジネスタワーを後にする。
私は……どうしようかな。タワー内には一般の人も使える、カフェスペースがあるし……そこで資料を纏めようかな。
👠 👠 👠
愛「カリンさー、どうすれば一本道で迷うわけ?」
果林「い、いいじゃない……ちゃんとたどり着けたんだから……。それに愛こそ、マネージャー役なのに、私を無視して先に行っちゃうのはどうなのかしら?」
愛「気付いたら、いなくなってただけじゃん……せっつーもカリンを見つけたときはさぞ驚いただろうね。“タワー”にカリンおっ“たわー”! って感じで」
果林「はいはい……じゃあ、私が悪かったってことでいいわよ……」
愛「いや、愛さんに悪いところ一つもないと思うんだけどなー……。それより、この後どうすんの? 逃走経路の確保と、ここらの監視カメラのクラッキングはやっておいたけどさ」
果林「大丈夫よ。もう全部──仕掛けてあるから」
──直後、ドンッと何かが壊れるような大きな音がする。
果林「さて……どうなるかしらね」
私は今後の展開を思い、口角を釣り上げた──
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