870: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/11(日) 09:58:04.96 ID:6zYh2+nI0
侑「…………」
身を起こす。
侑「…………また…………変な夢……」
もうこの夢を見るのは何度目だろうか。
今回はいつもよりも登場人物が多かったけど……。……しかも、見覚えがあるような、ないような……。
だけど、やっぱり絶妙に思い出せない……。
暗がりの中で、ぼんやりと周囲を見回すと、
歩夢「…………すぅ…………すぅ…………」
「…zzz」
歩夢がシュラフの中で、サスケと一緒に寝息を立てていた。
リナ『侑さん? どうしたの?』 || ╹ᇫ╹ ||
私が起きたことに気付いたのか、リナちゃんがふわりと私の目の前に現れる。
侑「ちょっと目が覚めちゃっただけだよ」
リナ『雨の音のせいかな?』 || ╹ᇫ╹ ||
リナちゃんにそう言われて──確かに私たちのテントに雨粒が当たっている音がしていることに気付く。
侑「せっかく止んだのに……また降ってきちゃったんだね」
リナ『10番道路は天候が変わりやすいから仕方ない』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
リナちゃんと話していると、
「ブイ…?」
私のシュラフで一緒に寝ていたイーブイが、寝ぼけまなこで私のことを見上げていた。
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