848: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/10(土) 16:08:59.80 ID:hRdoaDre0
■Chapter043 『マネネ? まねっこ? ものマネネ?』 【SIDE Shizuku】
──ローズシティを目指して10番道路を北上している私たちですが……。
「ヒヒィーーンッ!!!」
侑「かすみちゃん、ごめん! ギャロップそっちに行った!!」
かすみ「任せてください! ゾロア! “ナイトバースト”!!」
「ガァゥゥッ!!!!!」
「ヒヒィンッ!!!?」
突撃してくるギャロップを、かすみさんのゾロアが迎撃する。
歩夢「侑ちゃん! 茂みの奥にマルノームがいるよ!」
侑「え、どこ!?」
「マァールノォー!!!」
今度は、マルノームが茂みの奥から、“ヘドロばくだん”を侑先輩に向かって放ってきた、
侑「う、うわぁ!?」
しずく「キルリア! “サイコキネシス”!!」
「キルゥ!!」
その“ヘドロばくだん”をキルリアが念動力で逸らす。
侑「あ、ありがとう、しずくちゃん……! ライボルト!! “10まんボルト”!!」
「ライボォォォ!!!!!」
反撃する侑先輩、だが──マルノームは近くにあった岩を丸呑みにし始めた。
「マル、ノー」
すると、不思議なことに、ライボルトの“10まんボルト”を意にも介さなくなる。
ほとんどダメージが通っていない。
侑「くっ……“たくわえる”で耐えてきた……」
「ライボ…!!」
持久戦が苦手な侑先輩は苦い顔をする。
マルノームは緩慢な動きで、攻撃の姿勢に移ろうとするが、
歩夢「タマザラシ、“アンコール”!」
「タマァ〜〜♪」
歩夢さんのタマザラシがパチパチで手を叩くと、
「マル、ノー…」
マルノームは再び、“たくわえる”をし始める。
“アンコール”は相手のポケモンに前使ったのと同じ技を強制させる補助技だ。
それで出来た隙に向かって、
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20