792: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/07(水) 12:24:21.17 ID:0Ok5BWPG0
かすみ「じ、ジグザグマぁー!!!」
曜「確かに海は電気を通しやすいけど……冷気も伝わりやすいからね」
かすみ「そ、それより、助けてあげてくださいぃ!!」
曜「了解! ラプラス、“つのドリル”!」
「キュゥ♪」
ラプラスが頭の角で、氷を砕き──ジグザグマのいるところまでボールが届くように穴を空けてくれる。
かすみ「ジグザグマ、戻って……!」
穴からボールに戻して、一安心。
でも……。
曜「さぁ、かすみちゃん。最後のポケモンになっちゃったね」
そうです。かすみん、次が最後のポケモンです……。
追い詰められたけど……。
かすみ「かすみん、まだ全然諦めてませんよ……!」
曜「お、いいね! かすみちゃんのそういうところ、私好きだなぁ♪」
かすみ「毎回頼ってばっかりだけど……今回も頼みますよ! かすみんのエース!」
「──ジュプトォッ!!!」
最後のポケモンはもちろん、ジュプトル……!
かすみ「行くよジュプトル!!」
「ジュプトッ!!!!」
ジュプトルは浮島を蹴って飛び出し──氷の上を駆ける。
ジグザグマはやられちゃったけど……結果として、ジュプトルの走り回るフィールドを増やしてくれました……!
曜「“フリーズドライ”!!」
迫るジュプトルに向かって、ラプラスは自分の周囲に冷気を発してくる。
かすみ「当たりませんよ!」
「プトォルッ!!!」
ジュプトルは、氷の床を踏み切って、跳躍する。
地表の上を放射状に伝わる冷気攻撃。一見すると範囲の広い攻撃ですけど──ジュプトルは縦の動きにも強いんです!
冷気の届かない上空から、腕の刃を振りかぶる。
かすみ「“リーフブレード”!!」
「プトォルッ!!!!」
縦に薙いだ刃をラプラスに直撃──させたつもりだったけど、
かすみ「んなっ!?」
気付けばラプラスの口には、大きな氷の結晶が咥えられていて、それを使ってジュプトルの攻撃を受け止めていた。
曜「“こおりのつぶて”には、こういう使い方もあるんだよ!」
「キュウッ!!!」
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