755: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/05(月) 14:42:36.17 ID:6bHKz0F20
リナ『ライボルト、あんまり触られるの好きじゃないもんね』 || ╹ᇫ╹ ||
ライボルトは頭の良い子だから、気を遣って大人な対応をしてくれたんだろう……。
侑「お母さんたちがごめんね、ライボルト」
「…ライボ」
相変わらず、目を瞑ったまま、気にするなとでも言わんばかりに相槌だけ打つライボルト。……クールだ。
イーブイの毛繕いをしながら、ライボルトと会話していると、
「ワシャッ」
侑「おとと……」
頭の上にワシボンが止まる。
侑「ワシボンも毛繕いしてほしいの?」
「ワシャ!」
侑「イーブイ、ワシボンも毛繕いして欲しいって」
「ブイ…」
私がそう言うと、イーブイは私の膝の上からぴょんと飛び降りて、ワシボンに場所を譲る。
侑「よしよし、仲良く出来て、良い子良い子」
「…ブイ♪」
侑「じゃあ、ワシボン、毛繕いするよー」
「ワシャ♪」
リナ『侑さんの手持ちたちも随分打ち解けたよね』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「やっぱり、一緒に旅してると、仲間意識が湧くんだろうね」
手持ち同士の仲が悪かったりすると本当に大変だって言うから、その点は助かっている。
ただ、
「ニャァ〜」
ニャスパーはなんというか……我が道突き進むというか、周りのポケモンにあまり関心がない。
相変わらず、リナちゃんを目で追いかけながら、とてとてと歩き回っていて、イーブイやワシボンと遊んだりもしないし……。
侑「ニャスパーは本当にリナちゃんが好きだよね……」
「ニャァ〜」
リナ『リナちゃんボード「テレテレ」』 ||,,╹ᨓ╹,,||
このニャスパー……本当にどこの誰のポケモンなんだろう。
リナ『もっと動きまわった方がいいのかな』 || > ◡ < ||
「ニャァ〜」
リナちゃんが飛び回ると、ニャスパーは上を見上げながら、短い足でとてとてと追いかけ始める。
正直この光景に関しては、微笑ましいことこの上ない。
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20