751: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/05(月) 14:39:10.51 ID:6bHKz0F20
善子「あー……ただ……。お願いしておいて悪いんだけど……すぐにってわけにはいかないのよね……」
侑「? どういうことですか?」
善子「ホント唐突に言われたもんだから、こっちもルガルガンの必要な観察データがまだ取り切れてないのよ……。今大急ぎで進めてるから、明後日には送り出せると思うんだけど……」
リナ『そうなると……すぐには、ローズに行けないね』 || ╹ᇫ╹ ||
しずく「そういうことでしたら……私たちが、ローズまでお届けしましょうか? サニーで曜さんとジム戦を終えたら、私たちもローズに向かうと思いますし……」
侑「いや! 絶対、私がやりたい!」
歩夢「あはは……侑ちゃんなら、そう言うよね」
千歌さんの手持ちと過ごせるチャンス……! これだけは絶対に譲れない……!
歩夢「それなら……私たちも、かすみちゃんと一緒にサニータウン方面に行ってもいいかな?」
かすみ「え? かすみんは別に構いませんけど……」
歩夢「私たち、今回の旅でサニーにはまだ行ってないし……太陽の花畑を、ポケモンたちに見せてあげたいの」
太陽の花畑といえば、一年中四季折々の花が咲き誇る、オトノキ地方でも有数の大きな花畑だ。
かなり穏やかな場所で、野生のポケモンが大人しく、ポケモントレーナーでなくても安全に訪れることが出来る。
特に歩夢は、あそこがすごくお気に入りで、この季節になると毎年一緒にピクニックに出かけていたっけ。
歩夢「私の大好きな景色……旅で出会ったみんなにも見て欲しくって……」
侑「そういうことなら!」
歩夢「えへへ、じゃあ決まりだね♪」
歩夢は嬉しそうに言う。
善子「それじゃ、悪いけど……明後日にまた、研究所までルガルガンを引き取りに来てもらえる?」
侑「はい! わかりました!」
かすみ「となると、しばらくは侑先輩と歩夢先輩も一緒ってことですね!」
歩夢「うん、よろしくね♪」
リナ『旅路が賑やかになるね。リナちゃんボード「ハッピー♪」』 ||,,> ◡ <,,||
というわけで、私たちはしばらくかすみちゃんたちと行動を共にすることになりました。
明日は太陽の花畑を抜けて、いざサニータウンへ……!
🎹 🎹 🎹
しずく「──それでは皆さん、また明日」
侑「うん! またね、しずくちゃん!」
歩夢「気を付けて帰ってね」
しずく「はい、ありがとうございます」
かすみ「しず子〜、曜先輩のことお願いね〜!」
しずく「うん、任せて!」
しずくちゃんは手を振って、サニータウンへと帰っていった。
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