侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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746: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/05(月) 14:34:31.70 ID:6bHKz0F20

リナ『とりあえず、どうするつもり?』 || ╹ᇫ╹ ||

歩夢「えっと……せっかく、セキレイまで戻ってきたから、一度家には寄ろうかなって思うけど……」

侑「まずは……あそこだよね」


私と歩夢の視線は──ここからすでに見えているツシマ研究所に向けられる。

ツシマ研究所は街の南側に位置しているから、8番道路からだと、すぐなのだ。


侑「ヨハネ博士への旅の報告!」
 「ブィ〜♪」

歩夢「だね♪」

リナ『なるほど』 || > ◡ < ||


早速ツシマ研究所へと近付いていくと、

──pipipipipipi!!! と、以前どこかで聞いた音が歩夢の方から鳴りだす。


歩夢「これ、図鑑の共鳴音……?」──pipipipipipi!!!
 「シャボ…?」

侑「ってことは……!?」


私がキョロキョロと辺りを見回すと──


 「侑せんぱーい! 歩夢せんぱーい!」──pipipipipipi!!!


共鳴音と一緒に元気いっぱいに駆け寄ってくる姿を見つける。


侑・歩夢「「かすみちゃん!」」

かすみ「はぁ……はぁ……! なんでなんで!? すごい偶然ですぅ〜!」

リナ『共鳴音が鳴ってるってことは、しずくちゃんもいるってことだよね?』 || ╹ᇫ╹ ||

かすみ「あ、うん! そろそろ来ると思うけど……」


かすみちゃんが来た方向に目を向けると、一足遅れてしずくちゃんがこちらに小走りで駆けてくる姿が目に入る。


しずく「侑先輩! 歩夢さん! お二人もセキレイに戻ってきていたんですね……! 突然、図鑑が鳴りだしたから、驚きました……!」

歩夢「うん! 今から博士のところに、報告に行こうと思ってたところで……」

かすみ「先輩たちもですか!? ほんとすっごい偶然です〜! かすみんたちも今博士への報告に行こうと思ってたところなんですよ!」

しずく「……かすみさんはさっきまで忘れてたけどね」

かすみ「ちょっとしず子! 余計なこと言わないでよ!」

侑「あはは……」


二人ともいつもどおりで安心する。


歩夢「それじゃ、みんな揃って、博士に報告だね♪」

しずく「はい、そうですね」

侑「じゃ、行こうか!」


──4人揃って、研究所のドアを押し開け、中に入る。


侑「失礼しまーす!」



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