701: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:46:02.36 ID:s0SNcJvm0
「ブ、ブィィィィィィィ!!!!?」
「バァァァァス!!!!!!」
至近距離にいたイーブイはもちろん、援護をしようと駆け寄っている真っ最中だったエースバーンもろとも吹き飛ばす、爆発に匹敵する超威力の拳。
──また、負けるの?
吹き飛ぶエースバーンとイーブイを見て、そう思った。
……やだ。
やだ。
歩夢「……やだっ!! 負けたくないっ!!」
侑「歩夢っ!!!!」
歩夢「!?」
侑「まだだっ!!!!」
宙を舞う、エースバーンと、イーブイは、
「バース、バァァァァ!!!!!!」
「ブイィィィィィッ!!!!!!」
まだ闘志の炎を失っていない。
侑「イーブイッ!! “めらめらバーン”ッ!!!」
「ブゥゥゥゥイィィィィィィ!!!!!!!!」
──ゴォっと音を立てながら、イーブイが燃え上がる。
そのとき、侑ちゃんとイーブイのやろうとしていることが、自然とわかった。
侑「歩夢ーーーーっ!!! いけーーーーっ!!!」
歩夢「エースバーンッ!!!! イーブイに向かって、“ブレイズキック”ッ!!!」
エースバーンは身を捻りながら──
「バァァァァァァーーースッ!!!!!!!!!!!!!!」
空中のイーブイを、蹴り飛ばした。
「ブゥゥゥゥイィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!」
燃える火球となったイーブイが猛スピードで、
「ム、キィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!」
怒り狂うオコリザルの──急所を捉えた。
炸裂と共に、2匹分のほのおのエネルギーが一気に膨張し──爆裂した。
歩夢「きゃぁっ!!?」
侑「くっ……!!」
激しい爆風に思わず尻餅をつく。
そんな爆風が収まり──炎が晴れた先では、
「ム、キィィィィ……」
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