侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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700: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:45:26.87 ID:s0SNcJvm0

大岩に向かって、蹴り飛ばす!

猛スピードで蹴り出された炎のボールは──大岩にぶつかると同時に、炎のエネルギーを散らしながら炸裂した。

大岩は轟音を立てながら、バラバラと砕け散る。

そして、その下ではイーブイが、


 「ブイイイイイ!!!!!!!」

 「ム、ムキィィィィィ!!!!!!」


オコリザルの“クロスチョップ”に対して、全身に炎を纏いながら、迫り合っているところだった。


侑「イーブイ!! いっけぇぇぇ!!」
 「ブィィィィィ!!!!!!!!!」

凛「かくとうタイプの意地、見せるにゃぁぁぁぁ!!」
 「ムッキィィィィィィ!!!!!!!!!!」


最後の迫り合い。


歩夢「加勢に行って、エースバーン!!」
 「バースバーーーッ!!!!!!」


駆け出すエースバーン。

──恐らく、普通だったら、ここで決着だったんだと思う。

だけど、最後の最後で──神様がいたずらをした。

エースバーンが砕いた岩が、バラバラに砕け散って大量の礫が降っている。

その礫の一つが──偶然、


 「ブヒッ!!!!!!」


オコリザルの鼻っ柱──オコリザルの急所にぶつかった。


侑「なっ!?」

歩夢「えっ!?」

リナ『嘘っ!?』 || ? ᆷ ! ||

凛「にゃっ!?」

花陽「えぇ!?」


誰も予想をしていなかった展開に、この場にいる全員が驚きの声をあげた。


 「ムッキィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


──“いかりのつぼ”が発動した。


 「ブイッ!!!?」
 「バースッ!!!?」


オコリザルはイーブイの“めらめらバーン”で体が燃やされているのもお構いなしに、腕を引く。


凛「……“ばくれつパンチ”ィ!!!!」
 「ムッキィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!」


オコリザルのフルパワーの拳が──爆発した。

そう……爆発と言って差し支えなかった。



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