694: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:39:28.21 ID:s0SNcJvm0
侑「ただの物理攻撃に見せかけて、拳から毒を注入してるんだ!」
歩夢「!?」
凛「バレちゃったね! でも、もう遅いよ!!」
「ムキィィィ!!!!!」
3発目の拳が、マホイップに突き刺さる。
「マ、マホィィィ…!!!」
苦しむマホイップ。
侑「歩夢、早く対策を……!」
花陽「歩夢ちゃんのポケモンを気にしていて大丈夫ですか?」
侑「!?」
花陽さんの声にハッとして、ニャスパーの方を見ると、
「ニ、ニャァァァァ…!!!!!」
「ドリュゥゥゥゥ!!!!!」
ドリュウズのドリルに今にも押し負けそうになっているところだった。
完全に注意がマホイップに向いていて、指示がおろそかになっていた。
花陽さんは、その隙を逃してはくれなかった。
花陽「“つのドリル”!!」
「ドリュゥゥゥ!!!!!!」
「ゥニャァァァァ!!!!?」
一撃必殺……!
“つのドリル”が直撃して、ニャスパーは回転しながら、吹き飛ばされた。
侑「ニ、ニャスパー!!」
吹っ飛ばされたニャスパーは、
「フ、フニャァァァ…」
地面に落っこちて、戦闘不能になってしまった。
そして、それと同時に──
「マ、マホ…」
歩夢「マホイップ……! ……ありがとう、戻って」
マホイップも“どく”に耐えきれずに戦闘不能になったところだった。
侑「……ニャスパーもありがとう。戻れ」
私もニャスパーをボールに戻す。
やってしまった。
侑「……っ」
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