690: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:35:58.99 ID:s0SNcJvm0
ニャスパーの姿。
侑「成功! “サイドチェンジ”!」
ダイヤさん、ルビィさんとの戦いで使われた技だ。
使いどころを選べば、奇襲を掛けながら、有利なマッチアップを作り出せるテクニカルな技。
凛「ま、マホイップはまずいにゃ……!!」
歩夢「マホイップ! “マジカルシャイン”!」
「ホイップ〜〜♪」
「ズルゥーーッ!!!?」
輝く閃光がズルズキンを圧倒する。
リナ『あく・かくとうタイプのズルズキンには、フェアリータイプはこうかばつぐん!』 ||,,> ◡ <,,||
先ほどから、効果があまりないとわかっていても、バンバドロが攻撃によってマホイップを足止めし続けていたのは、ズルズキンと戦わせないためだということには気付いていた。
だからこそ、足止めしていたはずのマホイップが目の前に現れたのには面食らったことだろう。
加えて──
「ニャァ〜〜〜」
「ブ、ブルルル…」
花陽「バンバドロがパワーで押し負けてる……!?」
耳をわずかに開いたニャスパーが、バンバドロの足を少しずつ押し上げる。
侑「やっぱり、ニャスパーのサイコパワーは強力だって、図鑑に書いてあったとおりだ……!」
繊細なコントロールこそ苦手なものの、純粋に重いものを持ち上げたり吹っ飛ばしたりする、力任せな使い方なら、バンバドロのパワーにも負けてない……!
「ニャァ〜〜〜」
「ブルルッ!!!?」
ニャスパーはそのまま、バンバドロをひっくり返してしまう。
侑「すごいよ! ニャスパー!」
「ニャァ〜」
侑「畳みかけるよ!! “サイコショック”!!」
「ニャァ〜〜」
実体化したサイコパワーが、バンバドロを集中砲火する。
「ブ、ブルルル…!!!!」
花陽「く……強力な攻撃だけど……バンバドロの特性は“じきゅうりょく”です! 攻撃を受ければ受けるほど、防御力が増して……」
「ブ、ブルル……」
花陽「え……!? ぜ、全然受けきれてない……!?」
転んで動けなくなった状態で、“サイコショック”の集中砲火を受けたバンバドロは、
「ブ、ブルルゥ…………」
ダメージに耐えきれず気絶してしまった。
花陽「え、え……どういうこと……?」
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