676: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:22:07.76 ID:s0SNcJvm0
そう言って凛さんが歩き出して、ジムから離れていく。
侑「あ、あれ……?」
歩夢「あの……ジム戦は……?」
花陽「あれ? もしかして、凛ちゃんから聞いてないの?」
侑・歩夢「「え?」」
二人で同時に首を傾げる。
聞いてないとは……?
凛「……あ! 言うの忘れてた!」
花陽「凛ちゃん……もう……。……あのね、今回のバトルは屋外でやろうと思って……」
歩夢「外でですか……?」
凛「理由は……まあ、移動しながら話そっ! こっちこっち!」
侑「は、はい、わかりました」
凛さん先導のもと、私たちは移動を開始します。
🎀 🎀 🎀
侑「わー! 高いよ! イーブイ!」
「ブイブイ!!」
凛「でしょでしょ! 流星山ロープウェイからの景色は絶景なんだよ! ホシゾラの自慢の一つだにゃ!」
──凛さんの案内で連れてこられたのは、ロープウェイだった。現在4人でロープウェイを使って、流星山を登山中。
歩夢「あの……もしかして、バトルするのって……」
花陽「うん。流星山の頂上だよ」
侑「流星山の頂上で!?」
凛「ホシゾラジムみたいな床張りの場所だと、ディグダみたいなポケモンは使いづらいからね」
侑「あぁ、なるほど」
確かにディグダみたいな体が地面に埋まっているポケモンは、床張りのジムだと動きが制限されちゃいがちかも……。
花陽「私はそれでも大丈夫って言ったんだけど……」
侑「いえ! やるなら、お互いが全力で戦える場所でバトルしたいです! ね、歩夢!」
歩夢「ふふっ、そうだね♪」
凛「二人なら、そう言ってくれると思ったにゃ♪」
花陽「ありがとう、侑ちゃん、歩夢ちゃん。正々堂々戦おうね♪」
侑・歩夢「「はい!」」
話していると、ロープウェイは間もなく頂上へと到着します──
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