66: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/10/31(月) 10:29:44.05 ID:DPwTRoer0
😈 😈 😈
かすみ「…………かしゅみん……すごい……とれーなーに……えへへ……zzz」
しずく「かすみさん、まだ寝ちゃダメだよー? かすみさーん……」
善子「いいわよ。寝かせておいてあげなさい」
しずく「すみません博士……私が少し休憩しようなんて提案したばかりに……」
善子「気にしなくていいのよ。今日、頑張ってくれたのは事実だしね。そろそろ体力的にも限界だったんでしょ」
しずく「そうですね……朝も早かったみたいですし」
善子「それがイタズラの仕込みのためじゃなければねぇ……」
しずく「あはは……」
御覧のとおり、研究所の片付け中、一息入れている間にかすみは眠りの国に旅立ってしまった。
まあ、なんだかんだで一日中行動していたわけだしね。
しずく「……ふぁ」
それは、かすみだけじゃないけどね。
善子「ふふ。しずくも疲れたでしょう? 今日は研究所に泊まっていいから、もう休みなさい。二階の部屋が空いてるから」
しずく「うぅ……面目ないです。それでは、お言葉に甘えて……かすみさん、部屋まで行くよー?」
かすみ「ふぇ……? もう、かすみん……お腹いっぱいですよぉ……?」
しずく「そんな絵に描いたような寝言言ってないで……」
「ガゥガゥ」
しずく「ゾロア?」
様子を見ていたゾロアがしずくの肩に飛び乗り“イリュージョン”で姿を変える。
しずく「……この姿……コッペパン……? ですか?」
善子「へー……かすみのゾロアは、食べ物にも化けられるのね」
かすみ「はぁぁ……おいしそうなコッペパン……」
しずく「……お腹いっぱいなんじゃなかったの?」
かすみの反応に、しずくが呆れ気味に肩を竦める。
善子「そのまま、上の階に誘導してあげなさい」
しずく「まあ……これで釣られてくれるなら、いいんですけど……。ほーらかすみさーん、おいしいコッペパンですよ〜」
かすみ「うぇへへ〜……まって〜……」
コッペパン(ゾロア)に釣られて、よたよたと追いかけていくかすみ。……階段から転げ落ちそうね。
善子「ムウマージ」
「ムマァ〜」
善子「手伝ってあげなさい」
「ムマァ〜♪」
ムウマージがいれば、落ちても助けられるし大丈夫でしょう……。
善子「さて……私はもうひと頑張り……」
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