65: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/10/31(月) 10:25:38.90 ID:DPwTRoer0
曜さんがそう言いながら懐に手を入れ、
曜「勝者の侑ちゃんにはセキレイジムを突破した証として、この──“アンカーバッジ”を贈るよ」
曜さんから、錨型のジムバッジを手渡される。
侑「わぁ……!!」
ことり「あと初めてのジム戦だから、このバッジケースも。歩夢ちゃんにもあげるね♪」
歩夢「え、わ、私は……」
ことり「いいからいいから♪ いつか、挑戦したくなるかもしれないし。ね?」
歩夢「は、はい」
二人でバッジケースを受け取る。
曜「侑ちゃん、“アンカーバッジ”、はめてみて」
侑「は、はい!」
私は言われたとおり、バッジをケースの窪みにはめ込むと──カチリと小気味の良い音がした。
侑「えへへ♪ “アンカーバッジ”、ゲットだよ!」
「ブイブイ♪」
イーブイと一緒に掴み取った初めてのジムバッジに嬉しくなる。
ことり「このバッジはポケモンリーグ公認のバッジ。持っているだけで、そのトレーナーの実力を保証してくれる証明にもなるから、大事にしてね♪」
侑「はい!」
ことり「そして8つ集めたら、ポケモンリーグで四天王に挑戦出来るようにもなるからね♪」
侑「はい! いつか、ことりさんのところにも辿り着いてみせます!!」
ことり「ふふ♪ 楽しみにしてるね♪ ことりはいつでも四天王の一人として、侑ちゃんの挑戦を待っています♪」
侑「はい!」
私もいつか、この地方の四天王と──そして、その頂きに立つチャンピオン・千歌さんと戦えたりするのかな?
侑「イーブイ! 私すっごいトレーナーになるから! 一緒に強くなろうね!」
「ブイッ!!!」
私はイーブイに誓いを立てる。もっともっと強くなって……いつかは夢の舞台でもっとすごいトレーナーと戦いたい……!
私はそんな想いを胸に抱くのだった。
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