侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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642: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/30(水) 12:38:34.77 ID:4td2vpP20

かすみ「『無人発電所の環境再現』……?」


と書いてあった。


しずく「なるほど……。確かに無人の発電所とかには野生ポケモンが棲み付くって聞いたことあるかも」

かすみ「へー……はがねタイプってそういうところにいるもんなの?」

しずく「確かに人工物に棲み付くポケモンには、はがねタイプのポケモンもいたと思う」

かすみ「例えば?」

しずく「えーっと……コイルとか」

かすみ「コイルって……あの丸っこいやつだっけ」


かすみんは頭にコイルを思い浮かべる。

丸いボディに磁石をくっつけたような見た目のあのポケモン。

かすみんがぼんやりコイルを頭に思い浮かべている矢先、


しずく「あ……! 早速いたよ! コイル!」


早速コイルが機材の物陰から、浮遊して出てきた。

確かにかすみんの記憶通りのコイルです。

 『コイル じしゃくポケモン 高さ:0.3m 重さ:6.0kg
  生まれつき 重力を さえぎる 能力を もち 電磁波を
  出しながら 空中を 移動する。 電線に くっついて
  電気を 食べ 停電の 原因に なることがある。』


しずく「どうかな、コイル。はがねタイプだし、結構可愛いと思うんだけど」

かすみ「う、うーん……確かに、可愛いと言えば可愛いけど……」

 「ビ、ビビ?」


コイルと目が合う。一つ目でジロジロとかすみんを観察していますが……。


かすみ「なんか……こういう可愛いじゃないというか……」

しずく「ええ……わがままだなぁ……」

かすみ「他! 他にいないかな!」


かすみん、とりあえずコイルは保留です。

まだ1匹目だし、せっかく捕まえるなら吟味したいもん!


しずく「あとは……あ、見て! ギアルがいるよ!」

かすみ「ギアル?」


しず子が指差す方に目をやると──歯車が2つ合わせたようなポケモンがいた。


かすみ「あれがギアル……」


 『ギアル はぐるまポケモン 高さ:0.3m 重さ:21.0kg
  2つの 体は 組み合わせが 決まっている。 別の 体とは
  噛み合わずに 離れてしまう。 大昔に ギアルを 見た
  人間が 歯車の 構造を 思いついたと 言われている』



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