640: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/30(水) 12:37:04.95 ID:4td2vpP20
かすみ「かすみんだって、準備くらいするもん! ……それに、ここのジムリーダーには絶対負けられないんですよ……」
しずく「ダリアのジムリーダーって言うと……にこさんだっけ」
かすみ「そう!! ヤザワ・にこです!!」
しずく「なんでフルネーム……」
かすみ「ヤザワ・にこと言えば、アイドルポケモントレーナーなんですよ!!」
しずく「ああ、うん。そうだね。テレビとかでも見ることあるよね」
かすみ「許せません!!」
しずく「……だから、何が?」
かすみ「かすみんとキャラが被ってるじゃん!!」
しずく「被って……るかな……?」
かすみ「だから、かすみん、ここのジムリーダーにだけはぜーったい負けたくないんですよ!!」
しずく「はー……だから、対策用のポケモンが欲しいのね」
かすみ「そういうこと! んで、しず子!」
しずく「今度は何?」
かすみ「ジムリーダーのタイプと相性の良いタイプ教えて!」
しずく「あ、そこは知らないんだ……」
しず子は呆れたように、肩を竦める。
しずく「えっと……にこさんのエキスパートタイプはフェアリーだね。となると……相性が良いのは、はがねタイプかな……」
かすみ「はがねタイプぅ〜……? はがねタイプって、どこにいるんだろう……」
しずく「うーん……山岳地帯に多いイメージだけど……」
かすみ「えー山ぁ〜? なんかもっと楽そうな場所にいないの?」
しずく「楽そうな場所って言われても……。……あ、そうだ」
しず子は何かを思いついたようで、ポンと手を叩く。
かすみ「なになに? 良い場所思い浮かんだ?」
しずく「うん! 良い場所思い浮かんだよ!」
👑 👑 👑
──と、言うわけでやってきたのは……。
かすみ「野生ポケモン捕獲研究室……?」
しずく「ダリアにはたくさんの研究室があってね。野生のポケモンと捕獲についての研究室があったことを思い出したの」
かすみ「……で、ここがどうしたの?」
しずく「なんとね、ここの中では野生ポケモンが生息する環境が再現されていて、しかも、ここにいるポケモンを野生ポケモンと同様に捕獲していいことになってるんだよ!」
かすみ「え、ホントに?」
しずく「その代わり捕獲のときに使った技やボールとかは記録されるけどね。ここなら、はがねタイプも探しやすいかもよ」
かすみ「なるほど! しず子、冴えてる!」
かすみん、早速研究室にお邪魔します。
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